2024年 4月 24日 (水)

コロナ、豪雨、そして...ナメクジ!? 真夏の日本を揺るがす食の不安

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

【J-CASTトレンド・今週こんなことがありました】

   東北地方、北陸地方では2022年8月3日に線状降水帯が複数発生、猛烈な雨は4日まで降り続け、記録的豪雨となった。また5日午前、気象庁は福井県、島根県や滋賀県の3県に記録的短時間大雨情報を発表。各地で川の氾濫や土砂崩れが発生している。

   今週のJ-CASTトレンドでは、「食」と「新型コロナ」に関連した情報を紹介している。

  • ナメクジには寄生虫「広東住血線虫」が寄生している
    ナメクジには寄生虫「広東住血線虫」が寄生している
  • ナメクジには寄生虫「広東住血線虫」が寄生している

食の安全に注目集まる

■ナメクジ口に入れて感染「広東住血線虫症」 髄膜炎、失明、亡くなる例も

   問題となった中華料理チェーン「大阪王将」店舗への保健所の立ち入り検査では、ナメクジは見つからなかったというが、ツイッター上では健康被害を心配する投稿が見られた。ナメクジには寄生虫「広東住血線虫」が寄生している。人間に感染した場合、特効的な治療法はない。対処療法で症状を緩和することが治療主体になる。過去には、日本国内での死亡例も報告されている。

■「ナメクジ騒動」並み食の不安は北京でも 賞味期限改ざん、真っ黒な油

   お隣、中国・北京でも飲食チェーンの不衛生な店舗経営が、大炎上。現地メディアの記者が潜入取材を敢行、賞味期限ラベルの改ざんや使い古されて黒く変色した食用油のようすなどを動画や写真とともに記事で公開、これが大きな衝撃を与えた。

消えるお店に惜しむ声

   ■「いきなり!ステーキ」秋田県から消える 最後の店が終業「県外行くしか...」

   秋田県に現在存在する唯一の「いきなり!ステーキ」店舗、「秋田東通店」(秋田市)が2022年8月31日に閉店する。今後「いきなり!ステーキ」を食べたければ県外に出るしかない――。そんな嘆きの声が、地元ユーザーから出ている。実は、県内最後の「いきなり!ステーキ」店舗が閉店し、撤退する事例は近年複数出ている。

   ■フランス菓子の老舗「ルコント」全店閉店に 1968年創業、8月いっぱいで

   フランス菓子の名店「ルコント」は、2022年8月31日までに、東京都内にある営業中の全店を閉店すると発表した。同店のオンラインショップは7月31日で既に終了。これで、「ルコント」の商品は手に入らなくなる。

コロナ感染急増で揺れる医療

■コロナ入院・療養者1か月で10倍超 東京は「重症病室」が半分埋まる

   新型コロナウイルスの感染拡大で、入院・療養者が爆発的に増えている。NHKのまとめによると、2022年7月30日時点で、全国で171万を超えた。第6波のピーク時の約2倍になっている。「重症者対応のベッド数に占める重症者数」の割合もじわじわ上昇、東京都では7月27日現在、使用率は51%に達している。

■コロナ「2類」見直し論 「5類」だと医療費は自己負担、浮上した「別案」

   現在の「2類相当」の扱いを見直す論議が高まっている。「2類相当」は、結核やSARSと同じ扱いだ。公的に感染の全容を把握し、感染拡大を抑える必要があるため、一部の医療機関に感染者が集中し、それが保健所や医療機関の業務を圧迫しているとされる。しかし、「5類」に格下げした場合の最大の懸念は費用だ。そこで、単純に現在の「2類」から「5類」に変える、というのではなく、過渡的な方策を望む声も出ている。

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