スマートフォン向け周辺機器などを扱うアンカー・ジャパン(東京都千代田区)は、独自の新たな充電技術「GaNPrime」を採用したUSB充電器などを2022年8月29日から順次発売する。
電源タップなど豊富にラインアップ
いずれも、窒化ガリウム「GaN」を世界に先がけて充電器に採用した同社が培ってきたというGaN採用の急速充電器のメリットを昇華させた「GaNPrime」技術を搭載する。
制御ICとGaNトランジスタの分離配置により、内部のスペースを無駄なく活用し回路構造を最適化し高出力と小型化を両立。複数ポートに流動的な電力分配を行うことで充電の効率化を実現した。
接続された機器を認識し、適した最大速度で充電する独自技術「PowerIQ 4.0」へと進化し、100ワット以上の高出力に対応した。接続された各ポートで必要な電力を電源ICが毎秒感知し、各機器に合わせて供給電力を調整する「Dynamic Power Distribution」を実装する。
継続的な温度管理と出力制御により端末を保護する「ActiveShield 2.0」を備え、本体が規定の温度に達した場合は、電流/電圧の負荷度合いを調節することで過度の温度上昇を未然に防ぐ。
USB Type-A/Type-C計3ポートを装備する「737 Charger (GaNPrime 120W)」の価格は1万2990円(以下全て税込)、「735 Charger (GaNPrime 65W)」が7999円。
容量1万mAhバッテリーを内蔵し、モバイルバッテリーにもなる「733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)」が1万4990円。
USB Type-C/Type-A/ACを各2ポートずつ装備し、6台同時に充電可能な電源タップ「727 Charging Station (GaNPrime 100W)」が1万2990円。USB Type-C/Type-Aに加えAC×2ポートを装備する電源タップ「615 USB Power Strip (GaNPrime 65W)」が6990円。
以下はいずれも9月中旬発売予定で、USB Type-A/Type-C計4ポートを備える「Anker 747 Charger (GaNPrime 150W)」が1万4990円。「USB Power Delivery(PD) 3.1」対応で最大140ワット出力が可能な「717 Charger (140W)」が9990円。
「USB PD 3.1」対応で、モバイルバッテリーでは世界初だという最大140ワット出力の「737 Power Bank (PowerCore 24000)」が1万9990円。