90年代に人気「ドッジ弾平」の続編開始 娘が主人公「炎の闘球女 ドッジ弾子」 

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

   ウェブ漫画サイト「週刊コロコロコミック」(小学館)上で、「炎の闘球女 ドッジ弾子」という作品が2022年11月28日に連載を開始した。1989年から1995年に「月刊コロコロコミック」で連載されていた「炎の闘球児 ドッジ弾平」の続編だ。

   メインキャラクターは、前作の主人公・弾平の娘「弾子」。四半世紀以上の時を経て、新たなストーリーが始まる。

  • 「炎の闘球女 ドッジ弾子」 ウェブ漫画「週刊コロコロコミック」で読める
    「炎の闘球女 ドッジ弾子」 ウェブ漫画「週刊コロコロコミック」で読める
  • 「炎の闘球女 ドッジ弾子」 ウェブ漫画「週刊コロコロコミック」で読める

「現代版熱血ドッジボール」描く

   「ドッジ弾平」は、こしたてつひろさんによるドッジボールを題材としたコミック。1991年にはテレビ東京系でアニメ化もされ、全国にドッジボールブームを起こしたとされる。

   令和を舞台とする「ドッジ弾子」の作者は、前作と同じくこしたさんだ。「週刊コロコロ」サイトによると、弾子が最強の闘魂ドッジボールチームを作ろうと奮闘する「現代版熱血ドッジボール」漫画。

   第1話ではドッジボールのキャッチ練習と称して弾子が自身に巨大な鉄球を飛ばして受け止めるなど、力強い作風が展開される。

「ぴちぴちピッチ」続編でも

   完結した漫画作品が、「前作の主人公の子ども」を主人公やヒロインに据え、数年後に続編を描く事例はたびたびある。

   2002~05年に「なかよし」(講談社)で連載された少女漫画作品「ぴちぴちピッチ」。作画担当を務めた花森ぴんくさんは、2021年8月から同誌で「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ aqua」をスタートした。前作の主人公はマーメイドプリンセス(人魚姫)の「七海るちあ」だが、「ぴちぴちピッチ aqua」ではその娘「七海るきあ」が主人公だ。

   「週刊少年サンデー」(小学館)でも同様の例がある。1994年〜2010年の間、長らく続いていた野球漫画「MAJOR」だ。作者の満田拓也さんは同サンデーで2015年から「MAJOR 2nd」の連載を開始。前作の主人公「茂野吾郎」の息子・茂野大吾が成長していく姿を描いている。

   2004〜2007年に「週刊少年マガジン」で連載された瀬尾公治さんの恋愛漫画「涼風」。タイトルと同じ名前の「朝比奈涼風」というキャラクターがヒロインだった。その後、瀬尾さんが2014〜2018年に連載した「風夏」という漫画のヒロイン「秋月風夏」は、涼風の娘という設定だ。

姉妹サイト