「和紙マネキン」日本橋高島屋にお目見え 脱プラスチックを実現

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   マネキン人形の制作会社として1934(昭和9)年に創業した トーマネ(東京都中央区)は、同社の和紙マネキン「Waltz」を2023年4月25日まで、東京の日本橋高島屋のディスプレーで展示している。

  • Waltzシリーズの製品画像
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「西ノ内和紙」を素材として採用

   和紙マネキン「Waltz」は、茨城県常陸大宮市にある無形文化財「西ノ内和紙」を素材として作成された。FRP(強化プラスチック)を素材としたトーマネ社のマネキンと比較して 、約80%減の軽量化をしている。

   軽量化により、輸送コスト・組み立てに関する重労働・労働時間の削減にも貢献するという。また製造の過程で有機溶剤を使用せず、研磨の必要性もないため粉じんの発生もない。成形した「Waltz」は、再び和紙に戻すことができる。

   「Waltz」では、紳士型と婦人型のマネキンのほか 、新たにブルドッグ型とネコ型をシリーズに加えた。

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