2024年 3月 1日 (金)

『ゲームの歴史』販売中止後に高額転売 定価1760円を9980円に

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   講談社の書籍『ゲームの歴史』。2022年11月16日に発売され、ゲーム業界などの歴史について解説した本だが、内容に誤りがあるとSNS上で指摘が続出。講談社は2023年4月10日に公式サイト上で販売中止を発表し、謝罪文を添えた。

   書店には返品対応を依頼し、購入者への返金対応も行なっている。一方、フリマサイト「メルカリ」では『ゲームの歴史』各巻が高額で転売されるようになっている。

  • ゲームの歴史1巻 販売中止、返品対応となっているが
    ゲームの歴史1巻 販売中止、返品対応となっているが
  • ゲームの歴史1巻 販売中止、返品対応となっているが

「1か月前」は定価未満で買えたが

   『ゲームの歴史』は、小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」で知られる岩崎夏海氏と、ライター・稲田豊史氏の共著。全3巻で構成されている。ゲーム機「ファミコン」の誕生や、2016年に発売された「ニンテンドースイッチ」など、ゲームの成り立ちについて網羅的に記した本との触れ込みだった。

   ツイッター上では23年3月ごろに、NTTドコモの「iモード」立ち上げに携わった栗田穣崇氏や、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズの制作に関わったとみさわ昭仁氏といった業界人から、本内で紹介されているエピソードなどについて誤りがあると指摘が出ていた。

   講談社の発表によると、指摘されている通り、内容には事実誤認や情報元が確認できない箇所が見つかったという。「編集部による事実関係の確認が不十分だった」としている。すでに楽天ブックスや紀伊国屋書店のオンラインサイトでは買えなくなっている。

   公式ECサイト「講談社BOOK倶楽部」によると、『ゲームの歴史』1~3巻の定価はそれぞれ1760円(税込)。4月10日にメルカリを調べると、出品されている『ゲームの歴史』1巻のうち、出品時期が約「1か月前」と表示されている商品では、販売価格が700円や850円など、定価未満のケースが複数見つかる。

   しかし販売中止を受けてか、4月1日~10日に出品されたものでは相場が高騰。1巻が3680円だったり、3巻セットが1万800円だったりと、高額での出品が十件以上存在する。

   また商品名で販売休止について触れるものもある。「絶版 奇書 講談社 ゲームの歴史 3 」と冠して3巻単体を9980円で売る例や、「絶版、レア確定」と掲げて3巻セットに1万4444円の値を付けての出品が見つかった。

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