商品の紙袋や包装紙を留める封緘紙を紹介する書籍が、2023年8月に発売される。タイトルは、「レトロ包装シール・コレクション 大正・昭和の封緘紙・レッテルデザイン」。大正から昭和中期にかけて、商品の紙袋や包装紙を留める際には、封緘紙(ふうかんし)と呼ばれる紙製シールが使われていた。業種や店の特色を生かした多種多様な封緘紙を、貴重なコレクションで振り返るビジュアルブックだ。業種別で紹介個性あふれる意匠が施された封緘紙約900枚を、「菓子」、「パン」、「酒」、「百貨店」、「日用品」、「書店」、「文具」など業種別で紹介している。各章の目次は、以下の通り。第1章:封緘紙の起源第2章:食品の封緘紙 洋菓子、和菓子、パン、酒類、茶・海苔、食料品、飲料、レストラン第3章:服飾・雑貨の封緘紙百貨店、和服、洋服、クリーニング、靴・カバン・傘、陶器・漆器、金物、タオル、化粧品、衛生用品、医薬品第4章:趣味・嗜好の封緘紙書店、文具・画材、電器・カメラ・時計、楽器・スポーツ、観光みやげ・玩具、たばこ第5章:名もなき封緘終章:趣味としての封緘紙他に「コラム」が3つある。アマゾンや楽天ブックスで購入できる。価格は2200円(税込)。
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