差し入れの賞味期限が昨日です「もったいないや」ぼやいて食べた日常での失敗談や、ちょっと切ない「水に流したい話」。それらを短歌(57577)にした作品を募集し、腸活プロデューサー・マルチクリエイターの長瀬みなみさんと、VR記者カスマルが詠みあげる「全部水にナガセ会」。長瀬さんの名字にちなんでいる。第1回は2023年11月30日に実施。ジェイ・キャストの常設メタバース空間「バーチャ場」で行われた歌会の模様を、YouTubeで配信した。J-CASTトレンドのXアカウント「質問箱」に応募があった短歌12句を、匿名で紹介する。長瀬さんが、「最も水に流してあげたい」と感じる作品に贈られる「ナガセ賞」に選ばれたのは――。恋人に、本命彼女が......■投稿作品紹介(全て匿名)久しぶりみんなでランチ楽しむと私の隣犬きてうんこ万札を千円と誤解手渡して店も気づかず大損こいた腹具合微妙と言いつつ なぜ食べた激辛カレートイレにこもる美酒に酔い手ブレの宴PR投稿できず反省の朝恋人に本命彼女がいましたよ私はただの女友達わが妻の喜ぶ顔が見たくって買ったとり天地面に落とす交流会陰キャこじれて一人酒口元寂しくもう10杯目友人にバースデーブックあげました「ありがとう。でも1日違う」旅先でお寿司温泉植物園全部休業我れ帰宅ピクニック弁当持ち寄り皆で食べる何故か私だけ中身忘れるこの味がいいねと食べた豚キムチ気づけばシャツに赤い点々仕事着の下から顔出すマイパジャマトイレで気づき佇む夕方歌会では上記作品を一句ずつ詠みあげ、作品が生まれた背景に思いを馳せると共に、「水に流して」いった。長瀬さんの、お酒にまつわる面白エピソードや、「腹具合が微妙な時に、激辛カレーを食べて大丈夫なのか」という問いに対し、腸活プロデューサーならではのアドバイスも交えての1時間となった。詳しい話は動画アーカイブにて。そして第一回の「ナガセ賞」に選ばれたのは、この一句だ。恋人に本命彼女がいましたよ私はただの女友達選定理由:あまりに悲しみが深い。それと同時に、「作者と恋人がどういう関係性の、どういう立場なのだろう」、「この事実がなぜ判明したのか、そしてこの後どうなったのか」という想像を掻き立てられた。第二回「全部水にナガセ会」は、2023年12月18日に実施予定。今回と同様、J-CASTトレンドXアカウントの「質問箱」にて作品を募集する。【お詫び】短歌作品の応募受付について今回はJ-CASTトレンドXアカウントの「質問箱」で、2023年11月22日から応募を受け付けておりました。「#全部水にナガセ会」をつけて投稿するようお願いしておりましたが、質問箱が「ハッシュタグ付きの投稿を、受け付けない」仕様になっているためか、11月29日17時ごろまでに投稿いただいた作品は、一切受信できていない状態になっていました。誠に申し訳ございません。もし「2023年11月22日~11月29日17時ごろ」までにハッシュタグを付けて短歌を応募したものの、歌会や記事で取り上げられなかったという方がいらっしゃいましたら、J-CASTトレンド「読者投稿」あるいは、XアカウントのDM宛てにお問い合わせをお願いいたします。今回のみ、お送りいただいた作品を、記事にてご紹介させていただきます。
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