水冷技術を搭載したゲーミングスマホ 中国「REDMAGIC」から

   中国Nubia傘下のスマートフォンメーカー「REDMAGIC(レッドマジック)」は、ゲーミングスマートフォン「REDMAGIC 11 Pro」を2026年1月8日正午から順次発売する。

  • スマホ初の水冷など先進の冷却技術を実装
    スマホ初の水冷など先進の冷却技術を実装
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  • スマホ初の水冷など先進の冷却技術を実装
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メモリーとストレージ容量の異なるモデルを用意

   業界初だという「スマートフォン内蔵型水冷システム」を搭載するほか、空冷ファンを内蔵しながらIPX8防水性能を実現した。

   ミクロン単位のレーザー加工による微細な流路と、厚さ0.85ミリの独自の「圧電セラミック製マイクロポンプ」を搭載。冷媒にはAI(人工知能)サーバーにも用いられるという高絶縁性と非導電性のフッ化系液体を採用し、マイナス60度~プラス108度の広範囲で液体状態を維持しながら、熱を高速で循環させる。

   加えて、超低温接着プロセスと高分子材料の組み合わせにより、数万回の落下試験をクリアしたという高い耐久性を備える。

   さらに、「AquaCore冷却システム」が進化。プロセッサーの熱を風路へ直接伝導する「SoC専用ルート」とベイパーチャンバー、複合液体金属により、プロセッサーやディスプレイ、バッテリーから生じた熱を吸収する2重構造を採用。高速ファンで一気に排出することで、放熱効率が120%高められた。

   AIアシスタント機能を統合した「REDMAGICゲームスペース」を実装。マクロや通知遮断など、快適なプレイ環境を整えられる。

   AIアシスタントが攻略情報やキャラクターの詳細などをリアルタイムで回答してくれる。「かこって検索」にも対応し、画面上の気になる箇所をなぞるだけで、ゲームを中断せず関連情報の取得が可能だ。

   側面には高速応答のショルダートリガー2つを備えるなど、ゲームパッド並みの操作性を実現している。

   リフレッシュレート最大144Hzの6.85型1.5K解像度(2688×1216ドット)有機ELディスプレイを搭載。「REDMAGIC」シリーズ史上最大級の7500mAhバッテリーを内蔵する。

   5000万画素・5000万画素・200万画素の3眼カメラを背面に、1600万画素カメラを前面に装備。OSはAndroid 16ベースの「REDMAGIC OS 11」をプレインストールする。

   ラインアップと価格は、メモリー12GB/内蔵ストレージ256GBのクライオ(カラーはブラック)が12万9800円(以下全て税込)。ナイトフリーズ(黒スケルトン)、サブゼロ(シルバー)のメモリー16GB/内蔵ストレージ512GBモデルが15万7800円、24GB/1TBモデルが19万2800円。

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