「チャイ」まで登場 女性たちはなぜそんなに「生姜」好き?

   2008年11月11日、永谷園から「生姜」を使用したホット専用ドリンク「『冷え知らず』さんの生姜チャイ」が、コンビニエンスストアで新発売される。この商品、実は2007年6月から同社が「生姜」をテーマに展開し、女性を中心に高い支持を集めている「『冷え知らず』さんシリーズ」の最新版。それにしてもなぜ、「生姜」なんだろう?

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「冷え」に悩む女性たちに


「『冷え知らず』さんシリーズ」

   カップタイプでは「生姜おこげスープ」「生姜参鶏湯」「生姜ココナッツカレースープ」「生姜とん汁」、カートン(箱入り・徳用3食入り)タイプが「生姜担々スープ」「生姜たまごスープ」「生姜参鶏湯」、大袋タイプが「生姜とん汁」と「生姜みそ汁おぼろ豆腐」、そして今回のホット専用ドリンク「生姜チャイ」で、全10種類が「『冷え知らず』さんシリーズ」のラインアップだ。

   当初はカップ商品のコンビニ限定販売だったものの、初年度売り上げは約4億円を記録し、一躍注目の的に。その後も支持を得て、上記のように商品アイテムは増えていくのだが、ヒットにつながった一番の理由としては、古くから生姜が「冷えた体を温める」ものとして知られていることが大きい。

コラーゲン入りの次は「チャイ」


飽きない味とはこのことか

   11月11日に発売される「生姜チャイ」は(300ml・150円)は、その名どおりミルクティーだが、生姜の風味が心地いいと同時に、カルダモンやクローブ、シナモンなどのスパイスが絡まり、甘いながらもサッパリとした味わいになっている。実際、J-CASTモノウォッチの記者が試飲してみると、見事なまでに「新たな味」に仕立て上げた生姜の役割に驚かざるを得なかった。つまり、こういうことなのだろう。「生姜チャイ」に限らずシリーズの商品すべてにいえるのは、「体が温まる」という健康的側面に「おいしさ」という、しごく単純なキーワードが備わっているのだ、と。

   せっかくなのでもう1つ紹介しておこう。2008年10月7日にリニューアル発売されたカップスープ「生姜参鶏湯」(168円)は、韓国の健康美容食「参鶏湯」をイメージしたスープで、新たにコラーゲン500mgが加わっている。体が温まるうえ、美容にもいいというぜいたくさだ。カロリーわずかに76kcal。具材には、生姜のほかに、玄米、ささみ、クコの実など、健康的な食材が使用されている。

   実際、食してみると、玄米やクイチャップ(お米からつくられた平たい麺)など具材と生姜が見事にマッチし、食べごたえ(飲みごたえ?)があった。すでにこの商品のことを知っていて家に常備しているという女性記者は「体がポカポカと温まるし、クセになっちゃいました」という。

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