ギャルが説く「ルールの徹底を!」 夏の大異変にショックの大波

   近隣の苦情により、湘南海岸を代表する片瀬西浜海水浴場(藤沢市)の海の家で音楽放送が全面禁止されるとの報道を受け、今、ギャル達の間では大きな波紋を呼んでいます。

   と言うのも、海は夏の醍醐味であることはもちろん、毎夏何度も海を訪れ、友達との思い出を作るギャル達にとって、海の家で過ごす時間は夏のメインイベントと言ってもいいほど大切なものなのです。

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「住民の方の気持ちを考えると…」


過ぎたるはなお及ばざるが如し!

   では、今回の報道を受け、ギャル達はどう感じたのでしょうか。

   GRPでアンケート調査を行うと次のような意見を聞くことが出来ました。

『毎年、江ノ島の海の家で踊って楽しむのが好きだったからニュースで知った時は本当にショックだった…。盛り上がりに欠けるし思い出も半減しちゃいそう…。けど、周りに住んでいる人にとってはいい迷惑だよね…』
『音楽がない海の家なんて想像出来ない。今年も海行くことがマジで楽しみだったし!でも…。これまで問題になっているのも聞いたことあるし、周りに住んでいる住民の方の気持ちを考えるとしょうがないのかも…』
『ビーチパーティーを楽しむ若者が多かったと思うし、正直悲しい…。でも、こうなってしまったのには原因がある訳だから、他の海ではならないように解決出来たら良いなぁ』

   といった意見を聞くことが出来、約7割のギャル達が音楽放送の禁止に関しては驚きを隠せない気持ちを持っているものの、近隣住民のことを考えると理解せざるを得ない状況だと真摯に受け止めているようです。

   ただ、今回の件を機に江ノ島だけでなく全国の海の家で音楽放送が禁止になり兼ねないこの問題。

   では、近隣と利用客が良い関係を築きながら、海の家を楽しむためにはどのようにしたら良いのでしょうか。引き続き、ギャル達に意見を聞いてみました。

時間決めて「すみわけ」を!?

ギャルA『これは正直難しい問題だよね…。実際にうちらも遊びに行く立場だから楽しみたい気持ちだって分かるじゃん!?でも、楽しむからには周りに迷惑を掛けずに遊びたい!』
ギャルB『そうだね…。自分達のことばかりではなく周囲と調和しながら楽しみたいよね』
ギャルC『うーん、それだったら防音設備が付いた海の家を作ってしまうのはどう!?』
ギャルB『密閉された空間ってこと!?海なのに…!?』
ギャルA『そっかぁ…。じゃあ、互いの意見を尊重して、音楽を流す時間と流さない時間を徹底的に決めるルールを作るのは?上手くすみわけ出来れば良いんじゃない?』
ギャルB『そうだね、人が集まって賑わっている昼の時間帯だけ流して、朝や夕方以降は全面的に禁止する…とかね!もちろん常識の範囲内の音量で!』
ギャルC『近隣のことも配慮し、利用客の意見も聞きながら…。って、調和やバランスを取って上手く共存出来れば良いなぁって思う』
ギャルA『うんうん、お互いとの関係の上に海の家は成り立っているのもあるしね』

波の音を楽しむのもアリ?

   このようにギャルからは近隣の迷惑にならない程度の時間帯を区切り、海の家での音楽を楽しめるような「音楽放送時間の徹底化」が対策方法として挙がりました。

   確かに彼女達が言うように音楽放送時間が徹底されることで近隣への配慮が出来ることはもちろん、海の家で音楽を楽しみたい人は限られた時間の中で楽しむことが出来るなど、互いの譲り合いの中でマナーを守りながら利用出来そうですよね。

   ただ、個人的に思うのは、ギャル達が言うように音楽を聴きながら海を楽しみたいという心情も理解出来ますが、本来、海に遊びに行くことが目的な訳ですから、波の音を聴きながら楽しめるのが一番なのではないかとも思います。山では鳥のさえずりを楽しむように、海では波の音を楽しむといったように…ね。

   『過ぎたるはなお及ばざるが如し』と言うことわざのように何事もバランスや節度が重要。

   今回の件に限らず、「いい」加減ではなく、「良い」加減をコントロール出来ればベストですね。

GRP編集部・ミリにゃん

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