時差出勤 みんなでやったら 大混雑 「新型コロナ」怖くても電車に乗って会社へ

   新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、政府は2020年2月25日に基本指針を発表した。企業に対して「集会や行事の開催方法の変更、移動方法の分散、リモートワーク、オンライン会議」の協力を要請している。厚生労働省も公式サイトや会見でテレワークや時差出勤を推進しており、人が密着する状況を避けるよう呼び掛けている。

   勤務先から時差出勤の指示を受けた人たちが、ラッシュアワー前後に時間をずらしているようだ。ツイッターを見ると、この措置によって電車の混雑が緩和することを期待するユーザーが多いようだが、ふたを開けると「満員電車だった」という不満が複数見られる。

ラッシュ避けようと時差出勤したはずがいつもより混雑
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「いつもは座れるのに無理だった」

「今日から時差出勤、いつもより電車が混んでます。意味なし」
「会社から時差出勤しろと言われたので、1時間早く出社してるのだけど、全然空いてない!!普通に混雑してる!!コロナの感染リスク低減してない!全く意味がない!!」
「コロナ対策で時差出勤が許可されてるおかげで電車遅延しても遅刻にならないけど、いつもより混んでる電車に乗ってるの意味なさすぎて笑う」

   2月26日に投稿された、時差出勤に関するつぶやきだ。歓迎する向きもあるが、記者が確認した限り「電車が混んでいる」という不満ツイートの方が多い。理由について、以下のように指摘するツイートもある。

「時差出勤も、すべての会社が1時間ほどずらしても結局通常とかわらんのよなw」
「コロナ対策で時差出勤をみんながしたら時差出勤する意味なくなるよね」
「コロナのせいで時差出勤推奨の会社が増えてるって話だけど、昨日会社で話に上がったのは『朝早くに出たら、いつもは座れるのに無理だった』『早く出た方が混んでる』という時差出勤の意味が何らないという現実だった」

韓国・ソウル市職員4万2000人、出勤1時間遅く

   JR東日本や京成電鉄、東急電鉄、小田急電鉄など鉄道各社の公式サイトには、新型コロナウイルス感染拡大の対策として、「手洗いや咳エチケットの感染予防対策のほか、ラッシュ時間帯のご利用を避けるオフピーク通勤・通学等にご協力を」と基本的な予防や、時差出勤の呼びかけが掲示されている。だがツイッターを見る限り、時差出勤しても電車の混雑は緩和しておらず、狭い空間で人が密着する状況はなかなか避けられないようだ。

   時差通勤はお隣、韓国でも採用されている。現地大手メディア「聯合ニュース」2月24日付報道によると、首都ソウルでは同日、新型コロナウイルスの感染拡大で感染症の危機警報が最高レベルの「深刻」に引き上げられたことを受け、勤務時間の開始を1時間遅らせる時差出勤の導入など、新たな対応策が発表された。通勤ラッシュを避け、感染拡大を防ぐ狙いだ。

    対象は市内25区や同市関係機関などの職員計約4万2000人。新型コロナウイルスの防疫担当者らを除き、職員全員の70%以上の勤務時間が10時から19時になるという。

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