「天然水ゼリー」売ってないと悲鳴続出 今年は製造終了、来年復活は

   JR東日本の駅で販売されている「天然水ゼリー」。透明な見た目ながら、ラムネの風味を加えたゼリー飲料で2022年3月29日に発売された。

   近ごろツイッター上では、「最近どこにも水ゼリー売ってない」「もう販売終了した?」との書き込みがあり、すでに終売になったとのうわさが出ている。もともと春〜夏限定の商品で、2020年、21年にも期間限定で製造していたのだ。

JR東日本の駅ナカ自販機で販売されている「天然水ゼリー」 (画像は「JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニー」のリリースから)
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ECサイトでは「完売」表記

   天然水ゼリーは、主にJR東の駅の中にある「acure」ブランドの自動販売機や、同ブランドのECサイトで販売されている。

   515グラムサイズ(160円、税込)と280グラムサイズ(130円、同)があるが、上述のECサイトではどちらも「予定数量が完売」とあり、購入できない。

   天然水ゼリーを販売している「JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニー」広報に取材した。製造は、近ごろすでに終了したと話す。正確な終了日付は公表していない。

   在庫は同社にまだ残っており、出荷自体はしばらく行う。各自販機にストックがある限りは、販売も続く。一方、2023年以降に製造を再開するかは未定とした。

   通年で販売しない理由は、秋・冬ではホットドリンクの需要が高まるからだという。多い場合は、自販機の商品構成の半分近くを温かい飲料が占める。残りの商品に何を採用するかを考える上で、春夏に人気が高まる天然水ゼリーは選択肢から外れるのだ。

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