「ウマ娘」フィギュア転売対策この手があったか 販売条件は「レース1着」

   擬人化した競走馬を描くアニメ、ゲーム作品「ウマ娘 プリティーダービー」。2022年9月23日に、「BANDAI SPIRITS」から人気キャラクター「トウカイテイオー」のフィギュアが発売された。このフィギュアを扱うあるホビーショップの転売対策がユニークだとして、ツイッター上で話題になった。

   スマートフォン(スマホ)向けゲーム版「ウマ娘」上で「レース」を実施し、「1着」となった人だけが購入できる仕組みだ。

22年9月23日発売、「Figure-rise Standard」の「トウカイテイオー」 (画像は「ホビーショップroot」の提供)
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数はわずか、ファンに届けたい

   スマホゲーム版「ウマ娘」は、競走馬をモデルにしたキャラクターを育成し、レースでの勝利を目指すという内容。

   9月23日に発売されたのは、「Figure-rise Standard ウマ娘 プリティーダービー トウカイテイオー」というフィギュアだ。通常価格は3850円(税込、以下同)だが、26日現在「メルカリ」上では5000円前後を相場として販売されており、やや高騰気味だ。

   発売前日の22日、模型店「ホビーショップroot」(大阪府門真市)は、このフィギュアの販売と転売対策をツイッター上で告知した。プレイヤー間でレースを楽しめる「ルームマッチ」を23日14時に店頭で実施。「1着の方に販売します」と発表した。

   J-CASTトレンドは「root」店長に取材した。フィギュア入荷数がわずかななか、どうにかウマ娘ファンに届けたいと考え、「ふと思いついて面白そうだったので」今回の販売方法に至ったとのことだ。

   ユニークな転売対策に、ユーザーからは「画期的」「むしろ買えなくていいから参加してみたい」といった反応が続出。告知ツイートは26日までに4000回以上リツイートされている。

レースに参加した人数は

   今回のルームマッチでの使用可能キャラクターは、フィギュアと同じ「トウカイテイオー」に限定した。レースには店長も参加。自身でも楽しむため、急きょゲーム内の「トウカイテイオー」を育成し臨んだという。

   23日の同店ツイートによると、レースには最終的に来店客1人だけが参加し、店長と2人でルームマッチを実施。客はレースに勝利し、無事購入に至った。

   なお店長が1着となった場合は繰り下げで2着の人にフィギュアを販売するというルールだった。来店客からの参加者が1人だった時点で、勝敗を問わず購入自体はできたようだ。

   転売対策ツイートをきっかけに多くのユーザーに同店を知ってもらうことができ、反響について「ありがたいと感じている」と「root」店長は話す。

   今回の「トウカイテイオー」フィギュアは、1箱のみを販売した。販売数量が多い商品で同様のレースを開くと労力が大きくなると予想されるため、これから毎回同様の転売対策を行うわけではないという。

   ただ、「(一部の商品については今後)少しだけ今回の方法で販売することになると思います」とも語った。いつかまた「root」内でレースが開催される日がくるかもしれない。

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