2024年 4月 25日 (木)

東国原知事の元妻ズバリ判定 大阪と宮崎「どっちの知事がいい?」

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   <テレビウォッチ> 就任して丸1年、前代未聞の「負担金支払い拒否」宣言など過激発言も目立つ橋下徹大阪府知事。そこで番組では、知事のこの1年を識者に採点させた。題して『橋下くんの通信簿』。

100点満点です

   まず『政策』。財政再建では目標額の収支改善を達成したリ、子供の学力向上では都道府県として初めて学力テストの結果について公開に踏み切ったりした。

   元宮城県知事の浅野史郎は「歳入を増やすのはこの時期難しい。歳出を切るしかないが、切られて喜ぶ人はいない。(収支改善は)強い意志ですよ。感心します」と高評価。

   参院議員の丸山和也も「(過去の知事が)赤字を垂れ流していたところへメスを入れ、一生懸命に正論を吐く。そういう姿勢のある人の支持率は当然高くなる」と。

   ただし、地元在住となるとちょっと辛い。大阪研究家という前垣和義は「教育、財政の問題など一つひとつ片付けた後の大阪をどういう方向にしたいのか、大きな部分が伝わってこない」という。

   では『実行力』はどうか。浅野は「自分の思いが、そのままボーンと伝わっていることがすごいと思う」。丸山は「小泉さんとはちょっと違うタイプだが、実行力はあると思いますよ。話があまりブレない。変わることはあるが……」。

   橋下知事の元上司という樺島正法弁護士は「彼は小泉流で、小さな政府で後は市場に任せるやり方。また、パフォーマンスやってるなと……」と異論を。

   最後に、知事就任以前はコメンテーターとして鳴らした『メディア戦略』。

   丸山は「同じ失言が麻生さんにもあったが、失言の質が違う。失言に込める気持なんですよ。失言に魂が入っているかどうかなんです」

   知事からコメンテーターと順序は逆だが、浅野は同じ褒めるのにもちょっと違った。「ボクは今、知事を辞めてよかったと思っているわけですよ。もし現役だったら悔しくて、妬ましくてしょうがないんじゃないか。なんでアイツだけが目立つのかと」

   ただ、大阪人の前垣はこんな不満も。「議論に笑いを入れてフワッとしたものにして、相手を傷つけないようにすることがあっていい。笑いを大切にする大阪人気質とちょっと違う部分がある」。

   しかし、本人は話の内容が過激な「正論」だけに、笑いでフワッとさせては効果なくなると思っているかも……

   結局、5段階評価の通信簿は,『総合』で丸山は「まあまあ良くできました」、浅野が「大変良くできました」、前垣と樺島が「まだまだ」。

   スタジオでは、テリー伊藤が「100点満点です」とベタ褒め。「ただ、住みよい緑の街をつくる必要がある」と。

   では、宮崎県知事と比べるとどうか。東国原知事の元妻だった女優、かとうかず子は「うちの家族ともどもすごい評価をしています.どこかの、誰かとはちょっと違うなと。なんかやっているが、こっちの方が全然いい」。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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