2018年 9月 26日 (水)

ファッション誌でも消えることない校閲愛 派手でスゴイ、スペシャル版
〈地味にスゴイ! DX 校閲ガール・河野悦子〉(日本テレビ系)

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   昨年10月期の連ドラで、大人気だったあの石原さとみ主演「地味にスゴイ! 校閲ガール」がスペシャル版で帰ってきた! オリジナルメンバーに加え、「Lassy」新編集長・二階堂凛に木村佳乃、是永是之=折原幸人(菅田将暉)の新しい担当編集者・橘花恋に佐野ひなこ、と新しいキャストも加わってパワーアップ。DXの名にふさわしい、「派手にスゴイ!」ドラマとなっていた。

   悦子が校閲部から「Lassy」編集部に異動して1年――。廃刊寸前の「Lassy」を立て直すため、やって来た新編集長・二階堂は、これまでにも数々の雑誌の立て直しを担ってきた通称"渡り鳥"と呼ばれる敏腕で、目的のためには手段を選ばず。新編集長がまず着手したのは、人件費削減のために創刊当初からのベテランスタッフのクビを切ること。これまで「Lassy」を支えてきた功労者をあっさり切るという冷酷なやり方に猛反発する悦子だが......。

   と、いった感じでストーリーが展開する。交際中の幸人の新しい女性担当者が原稿のサポートと称して、家に上がり込み、食事の世話まですることで2人の仲を嫉妬するなど、仕事もプライベートもさあ大変! とスピード感のある展開で、1年のブランクなんのその、あっという間に物語に引き込まれた。

   念願叶って「Lassy」編集部の一員となった悦子は、大好きなファッションの仕事をやりながらも、校閲部時代のクセが抜けず、旅行企画で扱う日帰り旅のスケジュールを、時間的に不可能なのでは? などと疑問を持ち、編集長に訴えるも、「ファッション誌だから関係ない」と却下され、それでもあきらめきれず、校閲部の仲間とともに、休日を使って現場に出掛け、本当に雑誌に書かれたとおりの行動を時間内にできるのか検証するなど、レギュラー時と変わらないタフで一直線な仕事ぶり。ファッション誌に行っても消えることのない校閲愛。

   そう。このドラマはヒロインの仕事に対する真摯な態度や悩みなど、お仕事部分をきっちり描いているので、ただの漫画原作ドラマとは言えないほど見応えのあるドラマとなっていたわけで、今回のスペシャル版でもそこがちゃんと描かれていたのがよかった。

   余談だが、校閲部のオネエ? 米岡光男役の和田正人は、「黒革の手帖」でもオネエの美容師を演じているが、このドラマでのオネエっぷりが評価されての抜擢だろうか......。

   CM前の「悦子ファッションチェック」もちゃんと復活。悦子のキラキラパワーを貰ってこちらも元気になった。チームこういうSPなら、またやって欲しい。 (放送9月20日21時~)

くろうさぎ

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