2024年 3月 19日 (火)

高給会社「キーエンス」でドンジリ販売担当だったあおり殴打・宮崎文夫!ガラケー女いなきゃ何もできない男

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   私が今、クルマを買うとしたら、360度すべてが記録できるドライブレコーダを付けるだろう。昔、免許を取ったばかりの時は、クレー射撃用の散弾銃を後ろ座席に置いておいたが、今はない。

   あおり運転と暴行で逮捕された宮崎文夫(43)のようなヤツに出くわしたらどうしたらいいのだろう。ドアを開けてはいけないというが、バールで叩き割られたら......。顔も獰猛だし、年上の愛人・喜本奈津子(51)も冷酷そうだ。文春によれば、意外にも、宮崎は大阪市生野区生まれで、会計事務所を営む資産家の祖父の家に生まれ育ったという。

   宮崎は大坂屈指の名門天王寺高校に入った。大学は関西学院だが、卒業後に年収ランキングでは常に上位に顔を出す「キーエンス」に入社した。名古屋に配属されマイクロスコープの販売担当になったが、同期40人の内ダントツビリで、1年も経たずに辞めている。

   その後は、学習塾の英語教師などをやっていたが、祖父が亡くなり巨額の遺産が宮崎の両親や親族の手に渡った。その親族も亡くなると27歳だった宮崎が、マンションの所有権の一部を相続した。このあたりから、宮崎の人生が狂い出したようだ。10年ぐらい前には女の子を監禁したとして警察沙汰になり、約7年前には、バイクに乗った宮崎が、自動車と揉め、「殺すぞ!」といいながら、車の窓を叩き割ろうとしていたなど、悪い噂には事欠かなかったようだ。

   父親もいなくなり、母親も数年前に他界した。不動産管理会社を設立したが、うまくいくわけはない。そんな宮崎と出会い系で知り合った喜本も、気性が荒く、母親に暴力を振い、母親は逃げるように施設へ入ってしまったという"武勇伝"を持っているそうだ。

   類は友を呼ぶ。喜本といる時といない時では、宮崎の態度が全然違っていたという。文春によると、逮捕されたとき宮崎は、喜本と「手をつながせろ」と要求したそうだ。喜本がいなければ何もできないのであろう。したたかなのは女のほうのようだ。

   山本太郎と並んで話題なのが、NHKから国民を守る党・党首の立花孝志参院議員(52)である。NHK在職時代に実名、顔出しで不正経理を告発し、退職後は、視たい人だけが契約して料金を払う「スクランブル化」を主張した。

   この人、浪人時代はパチプロとしてこれまでに1億円は稼いだと豪語している。沢山の現金を持ち、「ミナミの帝王」と呼ばれ、パチンコの「打ち子」を抱えていたこともあった。その「打ち子」が、「怒ると態度が豹変して、まるでヤクザですよ」と語っている。 ユーチューバーとしても有名で、1日40万円の収入があると本人が語っている。

   あちこちの市議選に出馬しては敗れたが、15年に船橋市議に当選。16年には都知事選に出て落選したが葛飾区議になる。そして今回参議院議員に一気にジャンプアップした。母親のあや子は、「孝志は優しい子」と話している。一見豪放磊落に見えるが、一時は統合失調症を発症したこともあるそうだ。

   山本といい、立花といい、これまでの議員にはない個性を売り物にした変わり種が国会で何をしてくれるのか、ただの変わり者で終わるのか。私は楽しみにしている。

   ところで、韓国政府が22日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を一方的に破棄した。「韓国の断末魔」(新潮)といってはいられない、戦後の日韓関係で最悪の事態だ。

   ここまでこじらせた責任は、文在寅大統領にもあるが、安倍首相にもあるはずだ。メディアも反韓を煽るのではなく、冷静になること、ここまでこじれてしまった本当の「理由」は何なのかを、国民に考えさせる番組作り、記事作りが求められるはずだ。

   今一度、日韓関係史を読み返すことこそ、一番重要だと私は考える。

   新潮は、美智子上皇后が乳がんの手術を受けられることになったのは、秋篠宮眞子さんと小室圭の結婚問題で多大なストレスを受けたことが関係しているのではないかと報じている。

   何の根拠もない、これこそ牽強付会記事の典型である。この記事を読んで一番悲しむのは美智子上皇后ではないか。

吉本興業「契約確認書」芸人から総スカン!「その前に未払いギャラ払え」

   次は吉本興業関連記事。週刊女性は、「経営アドバイザリー委員会」が発表した、契約を書面化する共同確認書を全ての芸人と交わすことに対して、芸人側から批判が噴出していると報じている。特に6項の「あらゆる権利を尊重し、マネージメントを行います」に対して、「今までろくにマネージメントなんてしないくせに、よくいえるよ」「そう書くなら今まで未払いになっているギャラをちゃんと払え」「辞める際に圧力をかけていることを認めろ」「トラブルに対応できる人間なんて現場に来ない」などなどである。

   かと思えば、新潮は、女芸人・友近のパワハラがひどいと、マネージャーたちが嘆願書を吉本興業に出したと報じている。友近は吉本批判の急先鋒。何かあるのではと勘繰りたくなるが、友近は動じた風もなく、挨拶ができない、名刺を持ってこないことを??っただけで、嘆願書を出したのは、これまで怒られたことがない人じゃないですかと反論。

   同じ新潮で、51歳で亡くなった漫才師・横山やすしと兄弟盃を交わした、元山口組中野会若頭補佐の竹垣悟(68)が、吉本をクビになってからのやすしの晩年を語っている。約束を取り付けずにやってきたという。「お金が苦しくなったらウチへ来れば小遣いは貰えるから、そこは必至やったんでしょう」(竹垣)

   吉本興業への不満は全くいわなかった。50万貸して、一応借用書を書いてもらったら、全部カタカナだった。竹垣は「借金慣れしとったんかな」という。子どもが書いたようにも見えるから、借用書としての値打ちはなかった。新潮は、「良し悪しを別にするなら、食えなくなった芸人のセーフティネットとして反社があったのは事実だろう」と書いている。

   吉本興業についての情報をもう一つ。私が知る吉本関係者の話だ。吉本は大崎会長が牛耳っているといわれるが、実態は岡本社長と羽根田みやびという吉本興業HDの子会社、吉本興業株式会社の唯一の女性役員が動かしているというのだ。

   私には信じがたいが、岡本と羽根田が"親密"だという噂まであるという。大崎会長は、子どもたちやカネの面倒をみてくれる岡本は切れない。だが、このまま現体制が続くのなら、辞める社員や芸人が出てくるだろうと話してくれた。「吉本騒乱」はまだまだ終わりそうにない。

   NHKの「あまちゃん」で人気者になったのん(本名・能年玲奈)のエージェント社長が、朝日新聞(8月20日付)に、のんがテレビに出られないのは、圧力がかかるからだと話している。

   <この3年で約30件、テレビ局からのんへ、ドラマや情報番組のオファーがあった。でも、こちらが企画に納得して、いざ出演契約を結ぶことになると、テレビ局から必ず『なかったことにしてください』と電話が入るのです。(中略)

   『のんが出るなら、うちのタレントは出演を引き揚げる』といった圧力が電話で局側に入るようなのです。あるドラマでは衣装合わせまで済みながら、契約直前に『今回はなかったことに』と立ち消えになった。他にも、演奏会で詩の朗読をした際も、のんの存在は消され、もう1人の俳優さんだけがテレビで紹介されていた。理屈に合わない、ドロドロとしたことばかりが起きています>

   テレビ以外の仕事はいくらでもあるそうだ。ジャニーズ事務所の圧力問題を含めて、こうしたことが明るみに出てくるのは、時代が変わりつつある証である。次は、府抜けたテレビマンの中から、勇気をもって芸能プロからの圧力を告発する人間が出てくるのを待ちたい。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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