2024年 4月 26日 (金)

ゲーム好きガチオタの松坂桃李とドライブ趣味の戸田恵梨香の結婚はうまく行くか心配する向きも 旭川医大学長がクラスター病院に「なくなるしかない」と患者転院を拒否

   松坂桃李(32)と戸田恵梨香(32)の「電撃結婚発表」が話題だ。

   FLASHもフライデーも2人の交際は掴んでいなかったという。2015年に映画『エイプリルフールズ』で共演したが、静かに潜航して愛を育んできたようだ。

   戸田はドライブが趣味で、日ごろから必要なものと足りていないものを見つめ直す断捨離派だとFLASHは報じている。一方の松坂は、ゲームやアニメ大好きのガチオタだそうだから、この結婚はうまくいかないのではと心配する向きもある。

   私の知っているケースでも、妻は社交的で遊ぶの大好き派で、亭主のほうは家にいてDVDで映画を見たり、ジャズを聴くのが好きな閉じこもり派だったりしたため、別れてしまったカップルがあった。妻のほうは、彼を理解してあげればよかったと、少し後悔しているようだが。

   滝沢カレン(28)というタレントがいる。フライデーは、12月4日の夜、東京・代官山の隠れ家イタリアンで、交際中のモデル・太田光る(23)と食事をしているところを激写している。

   食事を終えてから、別々のクルマに乗り込んだが、向かった先は滝沢の高級マンションだったという。フライデーによれば、仲のよい中年経営者とガールフレンドも一緒だったというが、朝まで飲んだその後、滝沢と太田がどうしたのかは書いてない。

豊洲市場の「クラスター」認めない小池都知事

   お次はコロナの話題を2本。新潮は今週も、コロナの恐怖を煽るメディアや対策に一貫性のない政府のやり方を批判している。

   要は、感染者数も死者の数も欧米に比べたら圧倒的に少ないのだから、飲食店への時短要請やGoToトラベルを停止することはないという、菅首相を代弁するような論調である。

   だが、東京は1日の感染者が1000人に近づこうかという深刻な事態では、説得力を欠くといわざるを得ないだろう。この記事の中で頷けるのは、豊洲市場で160人の感染者が出ても、小池都知事がクラスターと認めないのは批判されても仕方ない、というところ。

   豊洲の大量PCR検査には都の補助金が出ていて、総額の5分の4を負担しているそうだ。それならなおのこと、小池はクラスターを認め、流通を止めないためにどういう対策を取るのかを、都民に説明する義務がある。

   まあ、『モーニングショー』(テレ朝系)で玉川徹が、「ロックダウンせよ」「もう一度緊急事態宣言を」と吠えていることを「煽り過ぎ」だとたしなめているが、そういう人間もいていいと私は思う。

   新潮で米村滋人東大大学院法学部政治学研究科教授がいっているように、場当たり的な対応しかしない専門家と菅政権の過ちを厳しく批判し、半年先、1年先を見据えた具体的な対策と、医療崩壊を防ぐために、「コロナ受け入れ病院に人員を派遣した医療機関や個人に給付金を支払う」など、生きたカネの使い方であるはずだ。

   病院といえば、ふざけた医大の学長がいたものだ。国立旭川医科大学の吉田晃敏学長(68)のことである。

   旭川は、このところ感染者が増え続け、陸上自衛隊の看護師らに支援を要請するまでになっている。そのきっかけは市内の慶友会吉田病院で深刻なクラスターが発生したことだが、旭川にある5つの基幹病院にコロナ患者を受け入れてもらうよう要請した。

   だが旭川医科大だけが、吉田学長が「受け入れは許さん」といったためできなかったという。その後、吉田病院の理事長がHPに、「旭川医科大病院で受け入れ拒否をされた」と名指しで批判した文章を掲載したというのである。

   その後も吉田病院の感染者が増え続けたため、旭川医科大の病院長が吉田学長に、何人かを引き受けようと直談判に行ったが、「患者を入院させるなら、病院長を辞めてください」と恫喝されたそうだ。さらに学長は幹部らの前で、「コロナを完全になくすためには、あの病院(吉田病院)が完全になくなるしかない」といい放ったという。文春が暴言の音声を入手しネットで公開している。

   呆れ果てるが、患者を受け入れると人手がかかるし、病床の稼働率が下がる、つまり、儲からないというのが理由だという。この学長には医は仁術ではなく算術なのだ。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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