2024年 4月 18日 (木)

「スッキリ」が「ネコとの奇跡の再会」紹介 ロバート・キャンベル「うるっときちゃいました」

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「奇跡の再開、消えたネコ、2年ぶり飼い主の元へ」――「こんな出来事が話題になっています」と24日(2022年5月)の「スッキリ」で岩田絵里奈アナが紹介した。「そこには3つの奇跡がありました」

   その話題の主は兵庫県丹波市のチャコちゃん。足立保夫さん、鈴子さん夫妻と暮らしている。リポーターの阿部祐二が訪ねると、お母さんのそばでお座りして待っていた。

  • 番組ツイッターより
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加藤浩次「良かったね」

   チャコちゃんは約9年前、娘の知人から譲り受けた。散歩が大好きで朝5時に保夫さんを起こすのが日課。しかし、2020年4月17日、突然、姿を消した。鈴子さんによると、「ずっと家の中で、もう1匹のネコのシャムちゃんと一緒におったんですけど、シャムちゃんにエサを与えて、チャコちゃんに『待っときゃー』と言ったきり、出て行って帰ってこなかった」

   鈴子さんはいう。チャコちゃんは「やきもち焼きやったからね」。すぐ警察と愛護センターに電話したが、迷いネコは預かっていないという話だった。保夫さんはいう。「どないして食べて生きているのかなって、心配でねえ」

   それから1カ月、もう戻ってこないかも知れないと、自宅の裏山で四十九日法要を済ませた。それでも帰ってくると信じ、線香を立ててエサを置き、毎日祈っていたという。

   それから半年後、1つ目の奇跡があった。約3キロ離れた木工会社の倉庫にいたネコを従業員が保護した。その人によると、「痩せこけて足も噛まれて、けがをしていた状態でした」。そこで廃校になった小学校を活用した木材のおもちゃなどの展示体験施設で飼うことにした。

   そして2つの奇跡。保護した人が「迷いネコ」としてSNSに写真を投稿、「うちのネコだと思ったら一報ください」と呼び掛けると、鈴子さんの娘さんが偶然、投稿を発見した。チャコちゃんがいなくなって約2年、今月7日に娘さんが連絡した。

   チャコちゃんを保護した人は語る。「(飼い主がどんな人か)確認しないと返せないと思ったけど、お母さんが出会うなり号泣されていました。本来の飼い主に戻った方が幸せだと思いました」

   鈴子さんは「胸いっぱいになって。(チャコちゃんも)覚えてました」。お父さんもボロボロ泣いて。

   司会の加藤浩次「良かったね」

   ネコを飼っているというロバート・キャンベル(日本文学研究者)「うるっときちゃいました」

(一ツ石)

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