2024年 4月 20日 (土)

パキスタン大洪水の悲惨な実態 谷原章介が呼びかけた「支援」内容

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   タイトルコールの後、司会の谷原章介が「本日のトップニュースです」と紹介したのは、パキスタンで続く豪雨。谷原は「パキスタンが史上最悪の洪水で、国土の3分の1が水没しています。国連は支援を呼び掛けています。現地はどうなっているのか、取材しました」と切り出した。

  • 番組サイトより
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「国土の3分の1が水没した」

   川沿いの建物がゆっくりと倒れ、濁流に飲み込まれる映像とともに紹介されたパキスタンの洪水被害。2カ月もの期間、豪雨が降り続くパキスタンのレーマン気候変動大臣は「国土の3分の1が水没した」と発表。これまでに死者は1100人以上。国民の7人に1人に当たる3300万人が被災。シャリフ首相は「パキスタン史上最悪のものだ」と語っている。

   去年8月にNASAの衛星がとらえたパキスタンの画像と、現在の画像を比べるとその差は一目瞭然。森林部分の多くが浸水している。4月に撮影された衛星画像を見ても、緑に覆われていた地域が茶色い濁流に染まっている。

   財政危機に加え、史上最悪の大洪水に見舞われたパキスタンに、国連は220億円規模の支援が必要だとしている。現地で活動する日本の「難民を助ける会」は雨が収まっても困難な状態が続くとして、「下水の問題で衛生状況が悪化して、蚊が大量発生しデング熱が流行する。またコレラなど水による感染症が広がるなど、被害は何カ月も尾を引いて続くと考えられる」と話す。

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