「笑点」大喜利に初の女性落語家 蝶花楼桃花の好感度は?

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   これは事件だ。あの「笑点」(日本テレビ系)の大喜利に女性落語家が登場した。療養中の三遊亭円楽の代役として、現在、週替わりでゲスト解答者が登場しているが、9月4日(2022年)放送で、1966年5月15日の番組開始以来、ついに初の女性解答者が現れたのだ。

  • 座布団何枚?
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若手大喜利で活躍し...

   その名は蝶花楼桃花(ちょうかろうももか)。時々、寄席に行くこともあったが、勉強不足でこんな逸材がいるとは知らなかった。春風亭小朝師匠のお弟子さんだと、司会の春風亭昇太が紹介していた。若手大喜利での活躍から、単独出演を獲得したのだとか。

   その経歴もユニークで、ミュージカルスターに憧れて、ミュージカル専門学校に入学し、卒業後は舞台女優を目指し、演劇倶楽部「座」の研究生に、さらに、歌手になりたくてAKBのオーディションに応募し、7歳サバを読んだことがバレて不合格になった過去をもつとか。落語一筋でないところが逆に面白い。

   「おかあさん後楽園ホールに行ってくるね」と言ったら、「そんなところ行かなくていいから早く嫁に行ってくれ」と言われたと自己紹介。さらに、頭に「バレました」をつけた川柳を、というお題では、「バレました 若手のふりして もう四十」と笑いをとっていた。若そうに見えても40代というところもさらに好感度アップ。桂宮治のことを「宮治くん」と呼んでいたので、彼距離は先輩なのか?

   気のせいか、ほかの師匠たちもことのほか元気だったような......。

   56年経ってようやく女性にも開かれた「笑点」大喜利。蝶花楼桃花に続く女性落語家はいるのか!? 注目しておきたい。

(大熊猫)

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