2024年 4月 20日 (土)

「鎌倉殿の13人」大竹しのぶが怪演 「全く本人に見えず」「あまりにハマっていて」

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   NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」9月11日(2022年)放送回。鎌倉にりく(宮沢りえ)の愛息・北条政範(中川翼)の急死をめぐり、良からぬ疑惑が走り、疑惑がまたさらなる疑惑を呼び混乱がはじまった。またまた御家人同士の戦になる寸前である。(ネタバレあり)

  • 大竹しのぶさん(写真:アフロ)
    大竹しのぶさん(写真:アフロ)
  • 大竹しのぶさん(写真:アフロ)

実朝が連れていかれたのは...

   そんななか、鎌倉殿である実朝(柿澤勇人)は、太郎・泰時(坂口健太郎)を連れて、和田義盛(横田 栄司)と巴御前(秋元才加)の夫婦の家に行く。孤独な激務を忘れるためであろう。豪快な和田と過ごすと十分リフレッシュできそうだ。細かなことにこだわり、悩んでいる自分をいっときでも忘れることができるのだろう。何もかも忘れて一緒に酒を飲んだり遊んだりする相手にはピッタリの人である。実際、鎌倉殿はとっても楽しそうだ。

   実朝たちはリラックスして平和な時間が流れていた。そして思いついたように和田が実朝を連れて行った場所は「占いの館」であった。

   白髪頭のおばば巫女は、何やら水の入った皿に葉のついた枝を浸して、水をまき散らしながらぶつぶつつぶやいている。めちゃくちゃ怪しい。実朝の素性を当てたりするのだろうか?はたまた単なる息抜きシーンだろうか。どういう意味が込められた場面なのだろうと見入っていると、鎌倉殿とおばばの2人の場面に。そこでやっと巫女の役が大竹しのぶさんだと気づいた。まさに怪演。

   この方ほど素がオカルトな女優がいるであろうか。おばば巫女役とはキャスティングが流石というべきなのだろうか。

   そしてこの場面、実朝はおばば巫女に「雪の日には気を付けるべし」とアドバイスされる。きっとこの言葉は、後に響いてくるのであろう。覚えておかなくてはいけない。そして孤独な鎌倉殿が悩める気持ちをうちあけると、「自分だけの悩みではない」というおばば巫女の言葉に涙してしまう。「大竹しのぶさんの歩き巫女のおばば、鎌倉殿に救いの助言、よいなぁ」「大竹しのぶ女史が全く本人に見えなくて震えた」「巫女を演じる大竹しのぶさんがあまりにもハマっていて笑ってしまった」など、大竹さんのまさかの登場にSNSも賑やかだった。

   北条家を取り巻く争いで、鎌倉はまた戦火が渦巻きそうだ。実朝の今後の行方も気になる。

(Y・U)

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