松村北斗の「カムカム」裏話に「ほっこり」 上白石萌音、深津絵里の瞬発力に「女優さんってすごいな」

   10月10日（2022年）放送のコント番組「LIFE！ 秋」（NHK総合）にゲスト出演した松村北斗さん（SixTONES）が、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」（2021年11月～22年4月放送）にまつわるエピソードを披露し、朝ドラファンらが盛り上がった。

   「カムカム～」に（初代）ヒロイン・雉真安子（上白石萌音さん）の夫で、戦争によって死に別れる稔役で出演していた松村さん。「小さな事件簿」というテーマで、「カムカム テンパり事件」と題してトークを繰り広げた。

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  「テンパるの可愛いわ」の声も（写真はイメージ）

「説明し始めたの？」

   数か月前、上白石さんと偶然他局で鉢合わせたという松村さん。

   松村さん「うわっ！となるじゃないですか。これ女優さんってすごいなと思うんですけど、会った瞬間に当時の設定の岡山弁で、（上白石さんが）『稔さん生きとったんか！』って」

   「僕もう圧倒されちゃって、何か照れくさくなっちゃって、『アハハ...』って笑った後に、とにかく周りのみんなに、『僕は実は朝ドラでこの安子さんと何か色々設定がありまして』って」 と、上手く対応できなかったという松村さんを、「説明し始めたの？」（内村光良さん）、「ダサッ！ダサッ！」（田中直樹さん、ココリコ）、「今のダサいし、めちゃくちゃキモ...」（じろうさん、シソンヌ）と、レギュラー陣が総動員でイジっていた。

   「ああいう時は俺も瞬時に稔さんに戻って返さなきゃいけないんだ」と思ったという松村さんは、「つい先週か先々週ぐらい」、安子と稔の娘、るいを演じた深津絵里さんに偶然会い、また「もう会ってすぐ、すぐですよ。『お父さん！』って」声をかけられたという。

   松村さん「俺稔さんにならなきゃ！稔さんにならなきゃ！お父さんだ俺は！って思ったんですけど、数秒間ただ優しい父の微笑みで黙って。これじゃまずいと思って、『ああ実はね』って、みんなにまた説明する」

   スタジオには安子の母、橘小しずを演じた西田尚美さんもいて、「お会いした時『稔さん』って声かけました」と明かした。

   田中さんが「その時はどうやった？ちゃんと返せた？」と聞くと、西田さんは「あんま...流されてたかな？」と答え、スタジオは笑いに包まれていた。

   ツイッターなどでは、

「稔さん話にほっこり。元妻や元娘を前におたおたする様子が目に浮かぶわー」
「しっかりしてた稔さんがテンパるの可愛いわ」
「どれだけ出演者の皆さんカムカムが好きやねん！と嬉しくなった」

といった声が上がった。

   西田さんは「LIFE！」放送終了後、ツイッターでさらに

「収録の日、『稔さんと今日LIFE！で一緒なんじゃー』て安子に連絡したら、『わー。そうなん。よろしく伝えてちょうでぇ』って返信来たから、そのまま北斗くんに伝えたら、いまだに岡山弁でやりとりしてることに、おろおろしておりましたw稔さん...」

と裏話を明かしている。

（TT）