2024年 5月 5日 (日)

ソウル群衆事故 「THE TIME,」が伝えた遺失物センターからの情報

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   「韓国で起きた群衆事故です。事故当時『押せ、押せ』という声を聞いたという新たな証言です」と杉山真也アナ。2日(2022年11月)の「THE TIME,」は、韓国・ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)で156人が犠牲となった事故の新情報を伝えた。

   番組は昨日撮影された現場からのリポートも放送。TBSの山本恵里伽アナが遺失物センターに立ち、「こちらには現場に残されていたバッグや靴、洋服など、およそ860点が置かれています。中には亡くなった方のものもあるということです」と報告した。

  • 韓国ソウルの群衆事故で多くの犠牲者が出た
    韓国ソウルの群衆事故で多くの犠牲者が出た
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警察への通報内容とは

   たくさんの靴が並べられた一角では、「中には片方だけ残されているものもありますね。ヒールが潰れてしまっているものもあります」(山本アナ)。

   番組は、韓国警察が公開した事故当時の緊迫した通報内容も紹介。「圧死しそうです。人が多いんですが、今誰も統制していません」という通報者の声に「了解です。警察が今出動して確認してみます」と警察。「人が多くて圧死していますよ」との通報に「圧死しているって?」と警察が問い直すものもあった。

   公開された通報は合わせて11件だったそうだが、このうち出動した記録は4件にとどまっていて、韓国の警察トップは危険を知らせる通報が数多くあったのに対応できなかったことを認め、謝罪したという。

   番組は、現地で今上がっているこんな情報も紹介した。

「『押さないでください』という声が少しずつ聞こえました。でも後ろからは『押せ、押せ』という声もありました。押された人たちが倒れて、その前の人たちもまた押されて、ドミノのように倒れたんです」(目撃者)

   杉山アナ「この『押す人がいた』という証言は複数報じられていて、現地韓国メディアは『ウサギの耳のヘアバンドをした男が押せ押せと叫ぶ動画が公開された』とも報道しています」

   SNSでの「『犯人』探し」が加速しそうだ。

(ピノコ)

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