SF顔負けのフルカラー3DプリンタがDICOから発売

2007/4/ 5 11:23
DICOが販売する世界最速級のフルカラー3Dプリンタ、ZPrinter450
DICOが販売する世界最速級のフルカラー3Dプリンタ、ZPrinter450

SFや漫画の世界の技術が、また一つ現実化している。DICOから4月5日に発売される最新3Dプリンタ、ZPrinter450(Zコーポレーション製)は、3次元のデジタルデータさえあればコピー機のようにフルカラーの立体物を手軽に作ることができる。

CADなどの設計データをはじめ、CTやMRIなどの医療診断データ、分子モデルのデータなどにも対応。商品や部品の試作モデルはもちろん、人体や臓器、タンパク質分子のモデルを作ることも可能だ。さらに、3Dスキャナと組み合わせると、まさに立体コピーマシンとして使用することもできる。
3Dデータから立体物の断面を割り出し、石膏の粉末を薄く敷いた平面にインクジェット・プリンタが接着剤で印刷していく。接着剤により石膏が固形化すると、テーブルが微妙に下がり、その上に石膏パウダーを薄く積層させ、再度、接着剤で断面データをプリントしていく。この作業を繰り返すことで、石膏のパウダーの中に立体物が形成されるという仕組みだ。
販売価格は880万(税抜き)。従来のフルカラー3Dプリンタと比較すると、非常に高いコストパフォーマンスを実現。造形スピードも世界最速級で、これまで数日かかっていた制作時間を数時間に短縮している。さらに、石膏パウダーの補給や完成後のパウダー除去など、全自動化を図っている。
販売代理店のDICOは、デジタルインテグレーターカンパニーの略で、もともとは豊田通商の1セクションだったが、より専門性に特化しようと2003年4月に独立。3Dプリンタ販売で業界トップシェアを誇るとともに、3次元スキャナや測定器など3Dデジタル機器の輸入、販売、メンテナンスを専門に行っている。

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