毎日「変態」英文記事問題 海外メディアも取り上げる

2008/7/23 19:27

   毎日新聞社の英語サイトが「低俗すぎる記事」を掲載していた問題で、毎日新聞は検証記事を掲載したが、国際的に反響が出てきた。共同通信が検証記事の内容を英語で配信したほか、米名門紙の捏造事件を引き合いに出す米国メディアもあり、「マスコミ業界における一大事」との見方が広がっているようだ。

「意図的な誤訳」という記事を書く際の過程に注目

国外メディアも「WaiWai問題」を報じている
国外メディアも「WaiWai問題」を報じている

   毎日新聞社は3連休の真ん中でもある2008年7月20日、紙面とウェブサイトに検証記事を掲載、「深刻な失態であり、痛恨の極みです」などと改めて謝罪した。この検証記事を複数の英文メディアが後追いした。

   例えば、共同通信が配信する英語ニュース「Japan Economic Newswire」では、毎日新聞の検証記事が出た当日に「毎日新聞、ネットの英語コラムに対する批判を受けて出直しを誓う」との見出しで、検証記事の内容を淡々と伝えた。

   一方、海外メディアは、若干切り口が違うようだ。

   例えば、翌7月21日には、米国のブログ型ニュースサイト「ゴーカー」が、最初に注目されがちな「低俗」な記事の内容よりも、「捏造・意図的な誤訳」という、記事を書く際の過程に注目し

「毎日新聞は、この上なく性的に倒錯した記事をでっち上げたか、あるいは引用元の文章を故意に誤訳した」

と紹介。毎日新聞のサイトに掲載されていた「低俗な内容」の内容を具体的に紹介しながら、記事に書かれたような事実はなかったことを報じた。さらに、

「内部調査は、『タイムズ』の『ジェイソン・ブレア事件』に匹敵するものと見られている」

と、今回の事件が「マスコミ業界における一大事」であることを強調している。

   「ジェイソン・ブレア事件」とは、03年にニューヨーク・タイムズ紙のジェイソン・ブレア記者が50本近くの記事を他メディアから盗用、または捏造していたことが発覚した事件で、編集主幹と編集局長が辞任するという事態に発展している。

ネット君臨
ネット君臨毎日新聞取材班

毎日新聞社 2007-10-20
売り上げランキング : 186121

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
現代日本の小説 (ちくまプリマー新書 71) テレビニュースの解剖学―映像時代のメディア・リテラシー ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書 683) 新聞記者 疋田桂一郎とその仕事 (朝日選書 833) (朝日選書 833) Googleとの闘い―文化の多様性を守るために

他の言語

注目情報

管理職になることに不安を感じている人へ

伝説の営業マン・元リクルートの高城幸司氏が「新しいマネジメント」を語る。 J-CASTビジネスセミナー開催!

セミナー'

J-CASTブログ

海外のバレンタイン事情は?今年流行の生スイーツとは?「SSL」ってなに?これもニュースだ!

ブログ'

イヤホンコードがたるんでませんか?

木製コードマネージャーです。すっきりまとめて、おしゃれ度アップ!

 価格比較

おすすめワード

【スポンサードリンク】

このページのトップへ