「島耕作は日本的社長だ」 英エコノミスト誌の記事に異論

2008/8/12 11:38

   人気漫画「社長・島耕作」を紹介した英エコノミスト誌の記事が、波紋を呼んでいる。島耕作を一匹狼とし、日本企業の馴れ合い体質と対比させる異色の記事だからだ。同誌サイトには共感のコメントが書き込まれる一方、日本のブログやコメントの一部には疑問の声も出ている。

「MBAの称号を持つ和製ジェームズ・ボンド」

島耕作紹介の記事を載せた英エコノミスト誌のサイト
島耕作紹介の記事を載せた英エコノミスト誌のサイト
「シンクグローバル!」

   課長からストーリーが始まった島耕作が2008年5月28日、初芝五洋ホールディングスの初代社長に就任したときの会見で強調した言葉だ。

   イギリスの伝統ある経済専門誌エコノミストは8月7日付記事で、その言葉を引用しながら、島が日本企業のトップとしては特異のキャラクターと紹介する。「彼は、社内でうまくやるより、日本のビジネスルールを進んで破壊してきた」というのだ。

   同誌によると、日本の中間管理職は、会議で上司に異論を唱えると早期退職に追いやられる。また、社員は会社に居残りをさせられて何週間も家族に会わない、経営者は仕事に傾倒しすぎて妻から離婚させられてしまう、ともいう。

   これに対して、「島は、リスクを犯し、断固として行動し、波風を立て、派閥の権力争いには加わらないことで評価を高めてきた」。そんな独立精神を持つ個人は、日本企業ではタブーであり、普通は長く続かないから、島のようなタイプは漫画でこそのキャラクターだとしている。

   エコノミスト誌は、島について、007の代わりにMBAの称号を持つ和製ジェームズ・ボンドに例える。さらに、東京電力の勝俣恒久社長が「彼は高潔な人です」と賞賛した言葉を紹介している。

   同誌の記事は、2パートに分かれるほど詳細なもので、それぞれにコメントがいくつか寄せられている。「彼がつまらない派閥争いに加わらず、アジアのサラリーマンに自発的思考を起こさせる役割を果たしてきたことは確かだ」(ホロングさん)など、同調する意見も多い。

(続く)

課長島耕作 (1)  新装版
課長島耕作 (1)  新装版弘兼 憲史

講談社 2003-10
売り上げランキング : 19292

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
課長島耕作 (2) 新装版 課長島耕作 (3) 新装版 講談社漫画文庫 課長島耕作 (4)  新装版 課長島耕作 (5) 新装版 講談社漫画文庫 課長島耕作 (6) (講談社漫画文庫)
がんばろう日本
がんばろう日本
がんばろう日本 詳しくはこちら

今旬ワード

スポンサードリンク

他の言語

J-CAST会員サービス

注目情報

テレビでお馴染み、あのセンセイが登場!

メタボ・酒・タバコ… 現代人を悩ます身体のトラブル、どう改善する? あの木下博勝先生が動画で解説!

ブログ'

バレンタインに変種チョコ

ただのチョコレートではちょっと惜しい?おもしろ変わり種のチョコ食品を集めました!

ブログ'

●●御用達プレゼント!

姉妹サイト「東京バーゲンマニア」では毎月プレゼントが!ご応募待ってます。

ブログ'

おすすめワード

【スポンサードリンク】

関連サイト

東京バーゲンマニア

セール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!

東京バーゲンマニア
このページのトップへ