2024年 4月 16日 (火)

SBI証券 VS 楽天証券 「業界最安値」をかけて火花

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   インターネット専業証券の最大手SBI証券と第2位の楽天証券が、「業界最安値」の看板をかけて、株式売買手数料の値引き競争で火花を散らしている。

   2009年7月12日に楽天証券が、1注文の約定ごとにかかる手数料(ワンショットコース)を、最大約58%値下げすることを発表。これをきっかけに、SBI証券が翌13日に「スタンダードプラン」の手数料を、現行から約10%値引きすると発表。楽天が前日発表した水準を下回ると、今度は楽天が15日にSBIと同じ水準に引き下げた。さらに16日には再びSBIが約15%の引き下げを発表した。

   株式市場が回復基調にあることから、個人投資家の売買意欲も高まってきた。売買手数料を引き下げることで、投資家の囲い込みを図り、売買を活性化する狙いがある。

   10万円以下の取引の場合、SBIは現行の200円が170円に、楽天は472円が180円になる。適用はいずれも8月3日から。

   ある大手証券マンは、「売買手数料の引き下げ競争はこれまでもあったが、ここまで露骨な競争はなかったのではないか」と話している。

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