中学担任教師に責任ないのか 「いじめの疑問に自ら説明すべき」との声

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   男子生徒の自殺を巡り、滋賀県大津市立中学2年の担任教師が自ら説明しようとしないことに、疑問が噴出している。写真週刊誌の取材にも、軽く流していたというのだ。

「担任の先生が出てきて、説明すべきではないか」

緊急保護者会にも姿を見せず

   滋賀県警が異例の強制捜査に乗り出したことを受け、中学校では2012年7月12日夜に緊急の保護者説明会を開いた。しかし、報道によると、保護者ら約700人を前に、担任の男性教師は最後まで現れず、不満の声が渦巻いた。

   これに対し、校長は、理由は示さずに、「私の判断で出席させていない」とだけ説明したという。

   いじめを巡っては、担任らに「見て見ぬふり」があったのではないかと指摘されている。学校が行った生徒アンケートでも、いじめた男子生徒らが被害生徒にプロレス技をかけても、担任は「やりすぎるなよ」と声をかけただけで、笑っていたともいうのだ。

   さらに、被害生徒から担任に「何とかしてほしい」と涙ながらに電話が数回かかってきたものの、いじめに十分な対処をしなかったという。また、生徒が自殺した当日、加害生徒3人が教室に張ってあった自殺生徒の顔に画びょうを突き刺し、「死んだらええねん」と発言したのを担任は何もとがめなかったとの証言も出ている。

   一方、被害生徒の父親が市教委などを訴えた訴訟では、市側は、「やりすぎるなよ」と担任が声をかけたことを認めながらも、いじめをやめさせるための発言だったと主張した。被害生徒からの電話については、担任は「いじめに関するものでなかった」と言っていたという。

   生徒の証言を含め、真相はよく分からないままだ。しかし、担任に一層の説明を求める声が強いのは確かだ。

なぜかハングル教育に力入れる

   写真週刊誌「フライデー」では2012年7月9日朝、大津市内の自宅から出勤しようとする担任の男性教師を直撃取材した。しかし、12日発売号の記事によると、「フライデーです」と名乗って質問をぶつけても、担任は鼻唄で質問を遮り、「敷地内に入らないでくださいね~」と話しただけだったそうだ。担任はそのまま自家用車で走り去っている。

   記事では、担任は、生徒自殺後にしばらく悩んでいたが、めげてはいけないと思い直したとも指摘している。

   担任は、2年前までは、滋賀大学教育学部附属中学に勤務している。一体どんな教師だったのか、学校に取材すると、副校長は「個人的な情報につきましては、お答えを差し控えさせていただいています」と答えるだけだった。

   この中学では、担任は、ハングル教育に力を入れていたようだ。副校長によると、修学旅行は韓国に行っているため、教師はみな何らかの形でハングルに関わっているのだという。ただ、ネット上では、なぜ英語習得も中途であるはずの中学校でハングルなのかとの疑問が出ており、自民党の片山さつき参院議員も、「かなり変わっているな」と違和感を持ったことをブログで明かしている。

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