2024年 4月 26日 (金)

円安で燃油価格が上昇 イカ釣り漁船が「抗議」の一斉休業

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3月の食品スーパー売上げ、13か月連続の前年割れ

   円安に伴う輸入コストの上昇による値上げは広がっている。4月から、全国の電力10社と都市ガス大手4社が値上げした。全14社が一斉に値上げするのは2012年8月以来で、電力各社は3月に比べて標準家庭で24~131円、都市ガス4社は72~104円値上げした。一部は5月、6月と立て続けに値上げすることを決めている。

   国が買い入れた輸入小麦を製粉会社などに売り渡す価格も、4月から平均で9.7%引き上げた。製粉大手の日清製粉や日本製粉はこれを受けて、6月20日出荷分から業務用小麦粉を値上げする。今後、パンや麺類などの小麦を使う食品や外食チェーンの値段に跳ね返りそう。また、日清オイリオグループとJ‐オイルミルズも4月から、家庭用食用油を1キログラムあたり30円以上値上げしている。

   全国の食品スーパーの売上高は3月も減少。これで13か月連続の前年割れだ。一般家庭では給与所得が伸びないうえ、足元の円安をきっかけとする相次ぐ値上げが重しになっている。

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