ケネディ大使のツイートがさらに波紋 海外メディア「反捕鯨報道」を「後押し」

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   米国のキャロライン・ケネディ大使のツイートしたイルカ漁に対する批判が、海外でも反響を呼んでいる。海外メディアの報道は元々捕鯨に批判的なスタンスのものが多く、今回のツイートがそれを後押しする形になっている。

   また、「世界でもっとも知られている日本人」だとされるオノ・ヨーコ氏も、イルカ漁に反対する声明を発表。日本政府も、一応はイルカ漁の正当性を主張しているものの、状況は不利になりつつある。

CNNは現場リポート流す前に「動物が苦しむ不快な映像が含まれている」と警告

   ケネディ大使のツイートは

「米国政府はイルカの追い込み漁に反対します。イルカが殺される追い込み漁の非人道性について深く懸念しています」

という内容で、2014年1月18日に投稿された。直後から国内メディアはこの反響について報じてきたが、それが海外メディアにも広がりつつある。

   CNNは、1月21日、ケネディ大使のツイートの話題を2分強のリポートの中で取り上げた。リポートは和歌山県太地町でイルカ漁が始まったことを伝える内容だ。冒頭、イルカ漁について

「世界中の人がこの慣習を非難しているが、日本は『古くからの伝統』だと反論している」

と表現し、現場からのレポートには「動物が苦しむ不快な映像が含まれている」と警告した。CNNの視聴者の多くがイルカ漁に不快感を持つことを前提にした内容だ。リポートには、日本側の主張も一部盛り込まれているものの、太地町を監視している反捕鯨団体「シー・シェパード」のメンバーがインタビューに応じ、

「イルカはすぐに死なずに、長ければ20~30分間にわたって血を流したり窒息したりして死んでいく」

などと主張する様子が際立っている。ケネディ大使のツイートは、このシー・シェパードの主張を補強する役割を果たしているとも言える。

オノ・ヨーコ氏、イルカ漁続けると「日本の悪口を言う口実を与えてしまう」

   米ニューヨーク・タイムズ紙は、香港発の記事で

「ケネディ大使が微妙な問題に関わろうと判断したことは、ちょっとした驚きをもって受け止められている。知名度のせいもあって過度に重く受け止められているようだ」

と論評している。

   大半の記事では、漁に反対する活動家が漁の様子を隠し撮りしたことが問題になった09年のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」に触れている。記事では、映画の撮影の手法は問題視されず、映画で描かれた漁の残酷さが一方的に強調されており、過去に漁について問題視された部分が国際世論に「蒸し返されている」とも言える。

   オノ・ヨーコ氏も1月20日付けで、イルカ漁に反対する声明をウェブサイトに掲載した。

   声明は太地町の漁業関係者に宛てられており、安倍晋三首相にも同報(Cc)されている。内容は

「私たちは世界からの共感と助けを必要としている。(イルカ漁は)中国、インド、ロシアといった大国やその子どもたちに、暴力ではなく平和への愛を語りあうべき時に、日本の悪口を言う口実を与えてしまう。これは簡単なことではないが、日本の将来の安全のために考えてほしい。多くの周辺国は、常に日本を弱体化させる機会をうかがっている」

というもので、イルカ漁の継続が国益を損なうとの立場だ。オノ氏の米国での知名度は高く、さらに影響は広がりそうだ。

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