実在しない朝日記者「進藤翔(24)」を探せ! NHK会長就任会見めぐりネット混乱、「虚報」流れる

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   NHKの籾井勝人新会長が就任会見で、いわゆる従軍慰安婦問題について「どこの国にもあったこと」などと述べた問題をめぐり、現場の記者による「誘導尋問」があったとして、ネットの一部では「犯人捜し」が行われている。

   慰安婦問題の質問を執拗にしたのは、朝日新聞のある若手記者であるとの噂が広がり、「実名」と称するものも拡散したが、朝日新聞社がその名前の記者の在籍を否定するという異例の事態となった。

まとめサイトでデマ拡散

   籾井勝人会長による慰安婦発言に関しては、NHKに視聴者から電話やメールが3000件以上寄せられ賛否両論となっており、海外メディアでも活発に報じられたほか、NHKの経営委員の百田尚樹氏や日本維新の会の橋下徹共同代表も意見表明するなど、議論が盛り上がっている。

   一方、ネットの一部では籾井会長の就任会見の場で、慰安婦問題について質問した記者のやり方は「誘導尋問」だという声がある。当初、籾井氏は会長の立場では答えられないとしていたが、食い下がる記者に応答して慰安婦は「どこの国にもあったこと」などと持論を展開。「会長の職はさておき」と私的見解であることを強調したが、別の記者から「公式の会見」であることを指摘されると、その場で一連の発言の取り消しを宣言したというやり取りだった。

   一連の流れを知った2ちゃんねる「ニュース速報+」板のネット民は、「これは質問したクソ記者が悪い」「朝日記者の質問がしつこいしつこい」「糞ゴミ朝日記者をつるしあげろ」と、朝日新聞記者による質問と断定し、ソース不明の「どうやら、記者判明したようですね記者:進藤翔(24)らしい」という書き込みも出た。

   2014年1月29日、これがまとめサイト「保守速報」で「NHK籾井会長に質問した記者、朝日新聞の進藤翔(24)らしい」という見出しで拡散されると、経済評論家の渡邉哲也氏は、まとめサイトを引用しつつ「朝日新聞 進藤翔記者 有名人になりましたね。誘導質問して批判記事ですか、記者失格」とツイートし、経済評論家の上念司氏も

「戦後教育の申し子だね。名前晒しますので有名人にしてやってください」「朝日新聞の進藤翔氏のように、相手の不見識をせせら笑うような挑発を繰り返して、奴らの本性を白日の下に晒しましょう」

と飛びついた。

朝日新聞「該当する記者はおりません」

   だが、その数時間後、朝日新聞社のウェブサイトに

「籾井勝人NHK会長の就任記者会見に関し、28日からインターネット上で「NHK籾井会長に質問した記者、朝日新聞の進藤翔(24)らしい」というツイートが流れましたが、朝日新聞社に該当する記者はおりません。」

という記事が公開され、噂は完全に否定された。そもそも全国紙の新人記者は地方で数年間仕事することが多く、24歳の記者が東京でNHK会長の会見取材を任されることは通常ない。渡邉哲也氏と上念司氏は、その後、名前については事実誤認だったことを認めた。

   「進藤翔(24)」が「非実在記者」であることがわかったが、一部ネット民の騒ぎは収まらず、「通名変更したニダ」「通名変更ですね わかります」「キムチ臭そうだなw」「キチガイ朝日www顔面キムチレッドwww」と、今度は在日朝鮮人認定が始まっている。

   他方、デマに踊らされる人々を冷ややかに見る人もいて、「非実在記者」をネタにするツイートが多数書き込まれた。「朝日の進藤翔?今わたしの隣で寝てるぜ?」「私の友達の友達が進藤翔です」といったものや、ツイッターの名前を「進藤翔(24)」「進藤翔(遺伝子組み換えでない)」などと変更してツイートする人物が現れるなど、「非実在記者」が大増殖していた。

   ちなみに、デマの発生源と見られる最初に2ちゃんねるに「進藤翔(24)」と書き込んだユーザーIDを検索すると、「【埼玉】職務質問の警察官を川に投げる 殺人未遂などで大学生ら2人逮捕」というスレッドに「すかっとするな いい気味だ 警官はみんな殺されろ」といった内容を投稿していたことがわかる。

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