血液型と性格、統計では「関係ない」 でもヤフー投票は「関係ある」が半数以上

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   血液型がA型だから几帳面な性格――このような血液型の分類で人の性格を分類する占いを、統計学的に否定する研究結果が出た。読売新聞が2014年7月19日に報じた。

   それでも血液型と性格の関係を信じたい人が多いようで、同記事に関連したヤフーによる意識調査では半数以上が「関係ある」と答える不思議な状態になっている。

「信じてる奴はリテラシーなさすぎ」

   研究成果は九州大の縄田健悟講師が発表した。2014年6月25日発行の日本心理学会の機関誌「心理学研究」に掲載されている。日本とアメリカの2か国で実施された無作為標本抽出による合計1万人以上のアンケート結果のデータを二次分析したもの。

   経済学の調査として行われたアンケートの質問項目の中で、一般的な生活に対する態度を示す部分を性格特性とみなして、血液型との関連を調べた。結果、「日本でもアメリカでもほとんどの項目で意味のある違いは存在しなかった。その違いの大きさも極めて小さく,ほぼゼロだと見なせるものであった」としている。

   しかし、血液型占いはメディアに掲載されることも多く、世間話のひとつとして定着しており、「そうは言っても」と性格との関連があると考える人は少なくない。ヤフーが7月19日から実施している意識調査「血液型と性格は関係あると思う?」という質問に21日15時半現在、54.3%が「関係あると思う」と投票。「関係ないと思う」は40.9%、「どちらでもない/わからない」は4.8%だ。血液型と性格に関連性はないとする記事に付けられたアンケートで、過半数が「関係ある」と信じているらしい。

   ネットではヤフーの意識調査の結果に対して、

「信じてる奴はリテラシーなさすぎ」
「血液型レッテル貼りは勘弁してほしいわ」
「未だに『STAPがあるのかないのか、それが問題だ』とか言ってる国民にサイエンスは土台無理なんだよ」

といった意見が書き込まれている。

   また、「『血液型と性格は関係ない』という話題を飲み会でしたら嫌われる」「関係ないと思うけど話のネタにはなるからあり」という声もあり、統計的な研究で否定されたからといって、世間での血液型の話題は簡単に消えそうにない。

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