「小保方さんは何者かに嵌められた」 またまた「陰謀論」、伊集院光が唱える

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   STAP細胞作製問題で、小保方さんは嘘をついているのでなく、騙されたのではないか、そんな「珍説」が飛び出し、話題になっている。

   タレントの伊集院光さん(47)がラジオ番組で発言したもの。すぐにバレるような嘘を科学者がつくはずがなく、小保方さんを陥れる目的で、作製できたかのように見える細工を何者かが実行したのではないか、というのだ。

STAP細胞を見てそれ、違うよとなぜ言わなかったのか

   「STAP細胞はありまぁす!」。元理化学研究所の小保方晴子さん(31)が記者会見で語ってから約8ヵ月後の2014年12月19日、理化学研究所は「STAP現象を再現できなかった」と検証実験の打ち切りを発表し、小保方さんは21日付で退職した。

   英科学誌ネイチャーに発表した論文は画像データを小保方氏が捏造、改ざんしたと認定され既に撤回されている。

   それでも小保方さんがかわいそうだという同情論は消えない。先頃は、

「大手製薬会社など巨大利権を持つ組織によってその存在が消されていた」

などといった陰謀論まで飛び出した。そして、今度は「STAP細胞」はもともと存在しないのに、どうして嘘をつかねばならなかったのか、といった疑問を口にする人が出てきた。

   伊集院さんは2014年12月22日放送のTBSラジオ「伊集院光 深夜の馬鹿力」で、小保方さんは何者かに騙されて、「STAP細胞」が作製できたと思わされたのではないか、といった説を唱えた。記者会見では細胞の存在をあれだけ否定されていたにもかかわらず、200回以上作製したと具体的に語った。人はあのような嘘のつきかたはしないから、本当に細胞の存在を信じていたはずだ、という論法だ。

「周りに研究者がいるわけだから、小保方さんが作ったSTAP細胞を見て『それ、違うよ』となぜ言わなかったのか」

   そして伊集院さんはカレー料理を例に出し、カレー粉を使わずにカレーを作る実験をして、鍋の蓋を開けたら黄色い液体が出来ていた。実験に成功したと思い込んだが、実は誰かがこっそりカレー粉を入れていた。同じようなことが「STAP細胞」でも行われていた、というのだ。理由はいろいろ想像できるが、「俺が光るやつ入れちゃいました」と名乗り出る人がいればスッキリする、と説明した。

みんなで嘘をついているうちに集団催眠のように

   もうひとつ別の面も指摘した。

   伊集院さんはカローラでヨーロッパに行ったと嘘をついたことがあるが、嘘を誤魔化しているうち本当に自分が行ったような錯覚に陥った。お母さんの財布からお金を取ってオモチャを買った子供がそれを隠すため、オモチャ会社の人が乗ってきたトレーラーの中に招き入れられ貰った、などと嘘を付き、嘘をついた子供自身がそれを信じてしまうのと似た状況にあったとも想像する。最初は嘘だとわかっていたが、みんなで嘘をついているうちに集団催眠のようになり、出来たような気になってしまったのではないかともいう。

   伊集院さんの説はネットで話題になっている。

「誰が主犯なのかは知りたい。オボ一人であそこまで周到に出来ないのは当然だし」

などといった意見も出ているが、一人の女性研究員を陥れるために膨大な費用と時間をかけることはあり得ない、という見方がほとんどだ。

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