首都圏を中心にチェーン展開をしているリサイクルショップで、アルバイト出身の取締役が誕生した。「入社当時は将来のことは何も考えていなかった」という新取締役は「アルバイトからの勤務経験が今に活きている」と語る。

リサイクルショップ「エンターキング」を運営するサンセットコーポレイションは2009年6月29日、新取締役に大川新吾氏を選任した。大川氏は元フリーター。「エンターキング」にアルバイトスタッフとして入社し、12年目の今年、取締役への就任を果たした。
1976年生まれの33歳。千葉県内の私立高校に入学したが、大学受験に失敗。専門学校に入学するも間もなく中退してしまい、しばらくは無気力でその日暮らしのフリーター生活を送っていたという。
「将来について考えていたことといえば、『背広を着て満員電車には乗りたくない』ということくらい。日払い・完全歩合給の仕事をしていたころは、必要な分だけ稼ぎ、あとは休みたければ休むという生活。その日がよければそれでよいという感覚でした。でも、25歳ぐらいになったら考え直そうということと、受験には失敗したけれど同年代のエリートには負けたくないという気持ちは常に持っていました」
(続く)
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