学生時代に描いた夢と現実 「もっとイキイキ輝いていると思っていた」

2009/10/22 16:15

   90年代以降の「失われた10年」は、「失われた20年」として継続中のようだ。かつて描いた夢と、直面する現実とのギャップの大きさに、強いストレスを感じている人も多いだろう。ある調査によると、いま30~40代を迎えている人が、学生時代に思い描いた将来像と異なっていると感じる点は「仕事」「収入」「結婚相手」がトップ3となった。

「CAに憧れていた」「誰でもできる仕事しかしていない」

「仕事」に不満を持っている人が8割以上
「仕事」に不満を持っている人が8割以上

   オリコンは2009年10月22日、「学生時代に思い描いた将来像と今の自分」に関する意識調査を実施した。回答者は、全国の30代・40代の男女各100人、合計400人。それによると、今の自分は学生時代に思い描いていた将来像に「なっていない」と答えた人は51.2%と半数を超えた。一方、「なっている」と答えた人は12.3%にとどまった。

   「将来像」と異なっている点は、1位が「仕事」で81.5%(複数回答)。「希望の職種に就けていない」「好きな仕事ができていない」という声が圧倒的に多い中、「正社員になりたい」「職がない」という厳しい現実を反映した声も。女性では、

・学生の頃はキャビンアテンダントに憧れていた
・もっとイキイキ輝いていると思っていた
・誰でもできる仕事しかしていない

といった、仕事の華やかさに対する不満が見られた。学生時代にバブルの空気を吸った人には、「失われた20年」とのギャップが大きかったのかもしれない。

(続く)

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