2024年 3月 29日 (金)

現役女子大生の「就職活動」がツイッターで見られる!

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   2009年は、ミニブログの「ツイッター」の利用者が爆発的に増えた年だった。現役の女子大生が、就職活動中に悩んだことや会社説明会で感じたことを、つぶやきで流すサービスも始まった。他人の生の声をリアルタイムで見ることができるサービスは、来年もさまざまな形で利用されるだろう。

都内私大3年生が1日数回つぶやく

就活女子大生の生の声が配信される
就活女子大生の生の声が配信される

   総合職を目指す女子大生を対象とした就活応援サイト「ハナジョブ」は、2009年12月17日より、ミニブログのツイッターを使った「女子大生による就職活動☆ライブ」の配信を開始した。

   つぶやきを書いているのは、都内私立大学に通う3年生の女性。12月に入り、自己分析を整理したりエントリーシートを書いたりしながら、週に3回ほど各種セミナーや会社説明会などに通っている。同じような悩みを持つ就活中の女子大生にフォローしてもらい、悩みを共有したり、情報交換をしたいと考えているそうだ。

   また、企業の経営者や人事担当者に、いまどきの女子大生が何を考えてどう行動しているか、リアルに感じてもらいたいというねらいもある。開始1週間程度だが、すでに、

「あー、もうやっぱり業界のちがいなんてわかんない。どこも一緒に思えてくる~」
「お給料とか残業とか休みとか、色々考えだしたらきりがないし… 結局気になるのは働く前だけで、実際働きだしたら今程気にならないんだろうなぁ」

など、率直な感想がつぶやかれていて興味深い。

就活女子大生に「ロールモデルを見つけて欲しい」

   また、「就活始めてからメラビアンの法則、10回位説明されたなぁ。いきいきとしゃべる、かぁ」というつぶやきもあり、就活セミナーで「話の中身より話し方!」と繰り返し教えられ、少し疲れている様子もうかがえる。ビジネスパーソンの中には、いろいろとアドバイスしたくなる人もいるのではないか。

   このつぶやきを企画、運営している「ハナジョブ」は、女子大生に人気の企業50社以上を対象に、企業の女性活躍推進やワークライフバランスなどの取り組みなど、就職先選びを支援する情報を提供している。また、女子大生に取材に参加してもらい、先輩の就職活動の体験談や、実際に働く女性へのインタビューを掲載しているという。

   インディ代表取締役の角めぐみ氏は、学生に取材へ参加してもらう理由について、こう語る。

「いまの女子大生たちは、自分がこれからどういう女性像を目指して、就職先を探したり働くことをについて考えたりすればよいのか、イメージできなくなっている。企業で働く女性に実際に会って話を聞くことを通じて、自分にとってのロールモデル(お手本)を探すきっかけにしてもらいたい」
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