ある日の夕方、打ち合わせをしていたら、一人のケータイが鳴りました。
その人は、素早くケータイをチェックすると、ボタンをいくつか操作して何事もなかったかのように仕舞いました。
井「大丈夫?」
A「ああ、迷惑メールだったんで」
井「え? ケータイでイマドキ迷惑メール!?」
A「いや、結構くるでしょ? 10通ぐらいはフツーに」
B「えー、来ないよー。井上さんも来ないでしょ?」
たしかに、ケータイの迷惑メールは、このところ、まったくと言っていいほど来なくなりました。というか、筆者のケータイには、もともと1年に1通来るかどうかです。
2001年ぐらいでしたでしょうか、迷惑メールが問題化してきた頃、ISPや携帯キャリアに対策を取材したことがあります。当時の取材先はどこも、相当な人的、物的コストをかけて対策を施そうとしていました。
結論的には、迷惑メールが儲かるという構造(ビジネスモデル)をどうにかしないと、いつまでたってもイタチごっこになり、かかってしまう対策コストという名の社会的損失が大きくなるばかり、というものでした。
(続く)
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