接待に限らず、仕事先の人とお酒を飲む機会は結構あるもの。お酒がまわってくれば、話題も仕事の話からプライベートの話へとシフトしていきがちです。ときには不愉快な質問に及んでしまうこともあるかもしれません。例えば、
「○○さん、いくつ? まだ結婚しないの?」
質問した相手には悪気はなく、魅力的なのになぜ、と単純に疑問を持っているのかもしれません。しかし人にはいろいろな事情があり、触れてほしくない話題もあります。だからといって露骨にイヤな顔をすれば、楽しい雰囲気に水を差してしまうことに。
こんなときの上手なかわし方も、敬語ではありませんが、社会人として覚えておきたい「言い回しのビジネスマナー」です。いくら不愉快な質問でも、
「すみませんが、お答えしたくありません」
「○○さんには関係ないことじゃないですか?」
「信じられない。それはセクハラ行為ですよ!」
などと、いきなり相手を否定してしまうと、それまでうまくいっていた関係が、すべて一気に冷え込んでしまうおそれもあります。
大人のかわし方のポイントは、とりあえず軽く肯定しておくこと。まずは笑顔を作って「そうですね、まだなんですよ」と答えておきましょう。
「ご想像にお任せします」という答え方もありますが、突っぱねるような冷たさを感じます。杓子定規な話し方だと、雰囲気が重くなりがち。こういうときは多少くだけた感じでもかまわないので、「まだなんですよ~」くらいのやんわりと軽いノリにしておくとよいでしょう。
いちど答えておけば、疑問を解決した相手は、それ以上聞いてこない場合が多いものです。それでも、さらにしつこく理由を聞いてくるときには、落ち着いた態度でガツンと言ってあげてもいいでしょう。
(続く)
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