ケータイメールで「ニュアンス」伝わらないワケ

2010/2/26 16:14
「なんとかならないもんでしょうかねぇ…」

   都内に住む、マスコミ関係のSさんが言いました。

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「ハート」「おどろき」に化けてしまう

絵文字のあるなしで印象がガラッと変わる
絵文字のあるなしで印象がガラッと変わる
「スポーツ関係を担当している仕事柄、雰囲気や勢いを伝えなくちゃならないことが多いんです。そこで、ケータイメールで絵文字を頻繁に使うんですけど、キャリアによっては絵文字がちゃんと変換されないんですよね」

   たとえば、「緊急」ということを伝えるためにビックリマークを使うと、相手方のケータイには「○○○ おどろき」、「ごめんね、でも悪気はないんだよ」ということを伝えるためにハートの絵文字を使うと、「ごめん ハート」というように、絵ではなく文字で変換されてしまうのです。

「書きたいことの意味を和らげたり、文字オンリーでギスギスしそうな時に絵文字を使って直接喋ってるようにしたいのに、『おどろき』とか『ハート』とか『笑う顔』とかって変換されると、めちゃくちゃ興醒めです」

   GIFアニメで「笑」が踊っている絵文字を、「笑い」と単なる文字に変換されては、たしかに真意が伝わらないということはありそうです。

   なにより、コミュニケーションの重要な要素である「ニュアンス」が伝わらないという不安があります。

「主要3キャリアのうち、2つはちゃんと変換されるんです。でも、1つだけは文字になっちゃう。なんとかならないんですかね?」

(続く)

ケータイで絵文字、よく使いますか?
よく使う
時々使う
まったく使わない

井上トシユキ

1964年、京都市出身。同志社大学文学部卒業(1989)。会社員を経て、1998年よりジャーナリスト、ライター。東海テレビ「ぴーかんテレビ」金曜日コメンテーター。著書は「カネと野望のインターネット10年史 IT革命の裏を紐解く」(扶桑社新書)、「2ちゃんねる宣言 挑発するメディア」(文藝春秋)など。

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