私たちは日々の生活で、知らず知らずのうちにストレスを感じており、これをうまく解消していかないと心身双方の健康を害します。発散方法として「親しい友人や知人とお酒を飲むこと」を挙げる人も多いと思いますが、飲酒によるストレス発散に功罪両面があることに留意すべきです。

アルコールには神経をリラックスさせる効果がありますし、饒舌になって冗談やグチを発散するカタルシス効果もあります。他人の話は聞きたくないという人には、ストレスかもしれませんが・・・。
昔から「酒は百薬の長」と言われますが、医学的にも適量のアルコールが心筋梗塞や脳血管障害の発症リスクを低下させることが明らかになっています。
「適量」とは、ちょっと足りないかもしれませんが、ビールで大瓶1本、日本酒では1合程度です。
心身の健康を保つために有効なアルコールも、過度になると肝硬変や認知症のリスクを高めることにつながるので注意が必要です。特に「アルコール依存症」は、自分でお酒をやめたいと思っていても止められない恐ろしい病気です。
依存症になると、たとえ翌日の早朝に重要な会議があって酒を控えなければならない状況であっても、飲まずにはいられない「精神依存」の症状が出たり、飲まないと不安が強くなり手が震えるなどの「身体依存」の症状が出たりします。
そして、満足するために必要な酒の量がどんどん増えて「耐性」がつき、趣味などに対する関心が低下し、お酒に固執するようになります。健康診断で肝硬変などを指摘されても、自分にとって悪いことだと分かっていて飲むことがやめられなくなります。
(続く)
関連記事
ツイート数ランキング
おすすめワード
【スポンサードリンク】
|