2024年 4月 18日 (木)

40代だから、受けるべき英語試験がある!(4)

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   私は英語の再チャレンジに、TOEIC(R)L&Rを活用しました。就職活動のために英検を、社会人になってからもTOEFLやIELTS、GMATといった英語試験に挑戦してきましたが、なぜかTOEICだけは縁がなくて試験問題を見たこともありませんでした。

   ところが、結果として40代でのTOEIC初受験は大成功。英検やTOEFLを受験した若いころよりもはるかに効率良く、英語が上達したのです。

  • 「話す」よりも、「読む」「聞く」の英語から…
    「話す」よりも、「読む」「聞く」の英語から…
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面接も英作文もないのはTOEICだけ?

   英語の資格試験や検定は、どれも同じだと思いがちですが実際はかなり違います。一番の大きな違いは、「面接や英作文があるかないか」です。

   比較表を見て下さい。

   英検とTOEFLには、面接(スピーキング)があります。TOEFLはコンピューターに音声を録音する方式ですが、英検は面接官と対面して質問に答えます。

   また、3級以上の英検には英作文(ライティング)が課され、TOEFLはテーマにそった長文の論文を書かされます。

   面接も英作文もないのはTOEICだけです。TOEICは「聞く(リスニング)」と「読む(リーディング)」試験だけで、しかも全問マークシートです。じつは、TOEICは、解答用紙に一つも英単語を書かなくていい試験なのです。

   よほど、英語が得意な人でない限り、面接や英作文といった「アウトプット」の試験はハードルが高くて難しいと感じるでしょう。実際私も、英検やTOEFL、IELTSを受験しましたが、面接と英作文は苦痛で、いつも「会場から逃げ出したい!」と思っていました。今でもしかめ面をした面接官の顔を思い出せるくらいです。

   その点、与えられた英語を「受動的」に読んだり聞いたりするTOEICはよほど気持ちが楽ですし、「聞く」と「読む」だけに絞って学習できるので、負担を少なくすることができます。私にとっては、「面接」と「英作文」がないというだけで精神的なハードルがぐんと下がりました。

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。TOEIC(R)L&Rテストの最新スコア970点。これまで英検、TOEIC、TOEFL、IELTSをすべて受験し、GMATにも挑戦。30年近く仕事をしながら英語を学び、海外駐在員として滞在したロンドンでは、イギリス式の英語学習法も体験した。「いくつになっても英語は上達できる」をモットーに、40代での英語やり直しを提唱している。現役ビジネスパーソンならではの実践的なアドバイスが「役に立つ」と人気。
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