シュクレイ、伊勢丹新宿店に新ミルフィユ専門店「MILLI MILLI(ミリミリ)」出店 ブランド力と「顧客体験」で勝負

洋菓子大手のシュクレイは5月20日、東京・伊勢丹新宿店の洋菓子エリア刷新に合わせ、新スイーツブランド「MILLI MILLI(ミリ ミリ)」の1号店をオープンした。フランス伝統菓子のミルフィユを軸に、日本独自の素材と繊細な美意識を掛け合わせた、同店限定のブランドだ。

オープンに先駆けて5月12日に開催された発表会で、シュクレイの阪本良一社長は新ブランドにかける展望を語った。象徴的なのは、チーターに女性がまたがった姿を描いたブランドロゴ。阪本氏は「チーターには俊敏で獰猛なイメージがあるが、実際は温和な一面もある。その意外性を『MILLI MILLI』というブランドにも重ねた。長く愛される存在へ育てたい」とし、単なる菓子の枠を超えたストーリー性によるブランド構築を目指すと語っている。

また、同社企画開発部の山口浩二部長は、技術的な強みを強調する。シュクレイは2017年、常温流通可能なミルフィユを展開してきた「フランセ」と合併。「これまで培ってきたミルフィユづくりのノウハウを生かしながら、さらにパイのおいしさを追求した。新しいミルフィユ体験を届けたい」と自信を見せる。同ブランドでは、商品の魅力だけでなく「来店からお見送りまで」の顧客体験を徹底して設計し、リアル店舗ならではの提供価値を高める方針だ。

店頭で展開するミルフィユは、648層のパイ生地を3枚重ねた計1,944層の繊細な生地が特長で、軽やかな食感と複層的な味わいの調和を実現した。「抹茶」「柚子」「檸檬」といった日本ならではの素材を取り入れ、洗練されたパッケージとともに「美意識を纏う、ミルフィユ」というコンセプトを体現している。

伊勢丹新宿店本館地下1階の洋菓子エリアは、2027年3月に向けた大規模リフレッシュの第1弾として5月20日に幕を開けたばかり。手土産やギフト需要の激戦区である同店において、シュクレイは長年培った技術と、情緒的な顧客体験を武器に、新たな定番ブランドの確立を狙う。

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