2万年前の「ラスコー壁画」展 最新テクノロジーでよみがえる

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「逃げ恥」にも登場

   ラスコーの壁画は、クロマニョン人が欧州各地に残した多数の洞窟壁画の中でも、作品の数や質の面で最高レベルとされる。1979年、世界遺産に登録された。今回展示されているのは、展覧会用に特別制作された移動可能なレプリカだ。1ミリ以下の誤差の精度で本物の洞窟壁画の主要部分が再現されている。

   鮮やかな彩色、細かな線刻。暗い洞窟の中で、わずかなランプの明かりを頼りに描いたとは思えないほど精巧だ。小走りする馬、ぶつかり合うパイソン。2メートルを超える巨大な黒牛が実物大で登場する。特殊なライトを当てることで隠れていた動物まで浮かび上がった。2万年前のクロマニョン人の芸術が、最新のデジタル技術を駆使してリアルによみがえっている。

   会場が科学博物館ということもあって、親子連れ、子供連れが多い。ゲーム感覚で楽しめる展示物や、当時の動物のはく製などもあり、退屈しない構成になっている。昨年12月にはTBSの人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のロケにも使われた。

   同展は2月19日まで。そのあと宮城・東北歴史博物館(宮城県多賀城市、3 月25日〜5月28日、福岡・九州国立博物館(太宰府市、7月11日〜9月3日)に巡回する予定。

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