新商品「Sonos Era 100 SL」を10日間使ってみたら、私の生活に音楽が溶け込んで「これだ!」と思えたんです

部屋で音楽を流したいと思い、これまでいくつかスピーカーを試してきましたが、「音質」「サイズ」「使いやすさ」のバランスが意外と難しく、なかなか「これだ」と思える一台に出会えずにいました。
音質がいいと思えばサイズが大きすぎたり、コンパクトさを重視すると音に物足りなさを感じたり。操作が複雑で、最初は使っていても次第に手が伸びなくなってしまうこともありました。
そんなタイミングで、今回お試しさせていただく機会に恵まれたのが、Sonosの「Era 100 SL」です。
コンパクトなのに、しっかり広がる音

Sonos(ソノス)「SonosEra 100 SL」29,800円(税込)
Sonosは、「音楽を日常の中で気軽に楽しむ」ことを前提に設計されたスピーカーで知られるオーディオブランド。Wi-Fiを使って家中で音楽を再生できたり、複数のスピーカーを連携させたりと、音の楽しみ方そのものを広げてくれます。
そんなSonosの新製品「SonosEra 100 SL」は、音声アシスタント機能をあえて省き、音楽再生にフォーカスしたシンプルなモデルのスピーカー。コンパクトながら部屋全体に広がるサウンドと直感的な操作性が特徴的です。

使ってまず感じたのは、奥行き約130.5mm×幅約120mm×高さ約182.5mmというコンパクトなサイズ感からは想像できない音の広がり。デスクや棚に置けるサイズなのに、音が一点から鳴っているような窮屈さが少なく、空間に自然に溶け込む感覚がありました。
音が空間に溶け込む感覚。その理由は…
まるで部屋全体に音がふわっと広がるような印象なのですが、その理由のひとつが内部構造にあるようです。
SonosEra 100 SLは、左右に広がる音を生み出す2つのツイーターと、中音域と低音を支えるミッドウーファーを搭載しています。この構成によって、コンパクトながらも立体感のある音場が生まれ、スピーカーの位置を強く意識させない自然な広がりを実現しているのです。

特に印象的だったのはボーカルの聞き取りやすさ。音がこもらず、すっと前に出てくるような感覚があり、歌詞まで自然と耳に入ってきます。「ながら聴き」でも「ちゃんと聴き」でも心地よい。このバランスのよさはかなり魅力的だと感じました。
ちなみに、デフォルトの音質もじゅうぶんにバランスが取れていますが、Sonosアプリを使えば低音・高音・ラウドネスの調整も可能。朝は軽めに、夜は少し落ち着いた音に、といったように、その日の過ごし方に合わせて音のニュアンスを変えられるのも嬉しいポイントです。
純粋に音楽を再生するスピーカー

SonosEra 100 SLはマイク非搭載モデルで、音声アシスタント機能が省かれています。天気予報やニュースを流してくれるなどの音声アシストは使えず、「音楽を再生する」という目的にフォーカスを当てた印象です。
ただ、筆者のように「音声操作はほとんど使わない」「余計な機能はいらない」という人にとっては、この潔さがむしろ使いやすさにつながっていると感じました。
シンプルなタッチ操作は最高

本体の操作はタッチ操作で行います。本体上部で行うタッチ操作は直感的でわかりやすく、音量調整や再生・停止もスムーズです。軽く触れるだけで操作できるのは思っていた以上に便利でした。
このほか、Sonosのスマホアプリからの操作も可能です。また、初期設定こそ必要ですが一度設定してしまえば普段使っている音楽アプリからも再生操作を行うことができます。ただし、Sonosに対応している音楽アプリのみ利用できるため、その点は事前に確認しておくと安心です。
コードに繋ぐので外では使えないけど…

なお、SonosEra 100 SLはバッテリー非搭載の据え置きタイプ。そのため、「外に持ち出して使いたい」「キャンプやベランダでも使いたい」という用途には向いていません。
あくまで家の中でじっくり使うスピーカーですが、そのぶん電源や接続の安定感があり、日常的に使う上ではむしろ安心感がありました。

SonosEra 100 SLは、シンプルなデザインで主張しすぎない佇まい。リビングや寝室、デスクまわりなどどんな空間にも自然になじみ、違和感がありません。
リビングの棚に置いてBGM代わりに使ったり、デスク横に置いて作業用の音楽を流したり、朝のコーヒーを淹れる時間に軽く音楽を流すだけでも、空間の雰囲気が少し変わるのを感じます。寝室に置いて、夜のリラックスタイムに静かな音楽を流すのも心地よさそう。
しまったり隠したりせずに使い続けられるデザインというのは、日常使いにおいてかなり大きなメリットだと感じました。
音楽を流すことを自然になったよ

がっつり10日間使い続けて感じたのは、「音楽を流すまでのハードルが下がる」ということです。
Bluetooth接続はもちろん、Wi-Fiにも対応しているため、スマホからスムーズに再生が可能。朝の身支度中、家事をしているとき、ちょっと一息つきたいときなど、「少し音が欲しいな」と思ったタイミングで気軽に使えるようになりました。
イヤホンとは違い、空間全体が音に包まれる感覚があるので、暮らしの雰囲気そのものがやわらかく変わるような印象があります。「音楽を聴くぞ」と構えなくても、自然と生活の中に入り込んでくる感じ。このさりげなさこそが、日常に音楽が定着する理由なのかもしれません。
筆者はWi-Fi接続をメインで使っていますが、通信が安定していて通知による音切れも少なく、ストレスなく使える点が好印象でした。
「迷ったらこれ!」と思えるバランスのよさ

SonosEra 100 SLは、音質・サイズ・デザイン・使いやすさのバランスがとてもよく、「最初の一台」としても選びやすい印象です。
扱いが難しいわけでもなく、かといって物足りなさも感じません。このちょうどいいラインをしっかり押さえているからこそ、長く使い続けられる安心感があります。
音楽を「特別な時間」にするのではなく「日常の一部」にしてくれる、そんな距離感で寄り添ってくれる存在でした。
最新「Sonos Play」を2週間レビュー!Sonosのスピーカーで変わったこと
Ankerの小さいスピーカー、コスパ良すぎ。このサイズで十分すぎた
文・yuri.kobayashi
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