2024年 4月 19日 (金)

香山リカ「朝青龍は叱られてヘコんでいるだけ」

   相撲は滅法強い問題児。昨日は師匠の高砂親方が1週間ぶりに朝青龍と会った。この両者の師弟関係は「口もきかない」険悪な関係――高砂親方の記者会見では「目を合わせましたか」という質問も出たくらいだった。

どうも釈然としない

   大関止まりだった親方と、大横綱になった弟子。これまで露骨な下克上という関係が取り沙汰されていた。

   相撲協会は「ニホンで謹慎のペナルティを果たせ」。精神科医は神経衰弱、抑うつ状態と診断してモンゴル帰国を進言。そこで親方の主張は・・・どうもきちんとした会話が成立しなかったようだ。

   「親御さんか奥さんでもニホンに呼んだらどうかと話したけど、それもなかなか難しい」

   こうもいっている。「これで参ったといったら負けだ」

   負ける。つまり朝青龍がこれまでさんざん実行してきた"無断帰国""仮病"をまたしてもやらかしたら、協会の処分は実効性がなくなる。引退への道のりだ。

   スッキリ!!はフリップで<朝青龍の最新情報>

   ○かなり憔悴している
   ○ボーっとしている
   ○ほとんどしゃべらない
   ○「がんばる」ぐらいしか言葉がない・・・

   ここで精神科医の香山リカ。「この段階であえていうならば、心因反応性抑うつ状態。家族を失ったりしたときの、まさに凹んでいる状態ですね。医学的にこれが2週間続くとうつ病と診断されます」。昨日(8月6日)スパモニに出演した和田秀樹(精神科医)の見解とほぼ同じだ。

   さらに続けた。「わたしはうつ病ではなく、単に叱られて落ち込んでいる状態じゃないかと・・・」

   テリー伊藤は「朝青龍は不満をいいたいだろうけど、それを隠そう隠そうという動きが気になる」といって「どうも釈然としない」と腕を組んだ。

文   初代不良家| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中