2024年 3月 29日 (金)

美人市議へのセクハラ騒ぎ 「なぜあんなことに」

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   「美人市議が激白」という見出しから、なにかと話題の八戸市議かと思ったら、京都・長岡京市のセクハラ騒ぎだった。

どうして2年もたってから

   ことが起こったのは2年前。高速道路に関する調査で市議9人が和歌山県入りした。研修をおえて夕食となり、2次会、3次会へと進んで行く。問題はそのあと、ホテルに引き上げてからであった。深夜3時に、美人の(声だけで、それも変えており、姿形はわからない)新人市議のいる部屋のドアをノックする者がいる。一行を率いる調査研究をする委員会の委員長であった。こちらは坊主頭で眼光鋭い。

   無視しようとした美人市議だったが、ノックはくり返され、「傷あとを残したくない」と考えた彼女は、委員長を部屋に入れてしまう。ベッドに腰かけた彼は初めこそ先輩らしく、市政の話などを開陳なさったが、やがて彼女の手を握って、「女としてどうなん? 満足しているの?」とか言いだす。新人市議もさすがに、「とにかく早く帰ってください」と部屋の外へ押し出した。以上がことの顛末である。

   なぜか2年近くも経過して発覚した事案に対して長岡京市議会は、「部屋に入った時点でセクハラ、パワハラ」として、退席したセクハラ議員を除く全員一致で「問責決議案」を可決。もっとも、強制力はなく、「辞める辞めないは本人次第」(ある市議)とのこと。

   沖幸子「公僕ですよね。気の迷いにしても許されない。バッジを外すべき」

   吉永みち子「重い事実をどうして2年もたってから、という気がする」

   放っておいた理由について美人市議は、「外に出すことで人間関係をこわしたくなかった。だれに相談すれば守ってくれるのか分からなかった」と述べ、「いま求めたいことは」との質問には、「深く反省されること」と答えている。

   セクハラ議員は子どもに優しい父親で地元での評判もきわめてよかったそうだ。「なんであんなことに、とびっくりしている」(市民)。道に迷ったか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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