「おバカ」スパイ 「笑いの銃弾」の魅力(ゲットスマート)![]() (C)2008 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED <ゲットスマート>今アメリカで絶大な人気を誇るコメディアン俳優を起用したスパイアクションムービー。物語はいたってシンプルであり、スパイ映画なのにハラハラする展開も別にない。この映画の見所は、新人エージェントのマックスを演じる主演のスティーブ・カレルに尽きる。 『ブルース・オールマイティ』でジム・キャリーのライバル、エヴァンを演じていた俳優と聞けば思い出す人もいるだろうか。それでもアメリカのコメディがヒットしない日本ではあまり知名度は高くない。しかし本国での人気の高さは抜群で、彼が主演した映画は必ずヒットする。英語が分からなければ理解しがたいユーモアや大げさなギャグだけで笑わせるのではなく、一見生真面目そうなルックスに似合わない甲高い声や言動そのものがすでにおもしろい。真剣な顔つきになればなるほど人を笑わせるのがスティーブ・カレルという俳優の魅力である。 本作のノリはそんな彼の得意分野だ。シリアスな場面だろうとピンチな状況であろうと、クスクスと笑わずにはいられない。アン・ハサウェイ演じる相棒のエージェント99は優秀なスパイだが、新人のマックスに毎回足を引っ張られる。いかにもダメなスパイという感じのスティーブ・カレルと、セクシーで機敏な動きのアン・ハサウェイのコンビが対照的なのがいい。それにエージェント99は全身整形を施した経緯があるのだが、目鼻立ちハッキリしている彼女にはピッタリな設定でおもしろい。 しかしストーリーの流れが少々おおざっぱである。物語自体がシンプルでもハラハラする展開がなくても、この手の映画はコメディ映画だと完全に割り切ってしまえばいい。ただ本作の監督は『N.Y.式ハッピー・セラピー』や『50回目のファースト・キス』のピーター・シーガル。この2作は今作ほどコメディ色は強くないが、温かい人間ドラマと見やすいテンポでの流れが良い。期待が大きかったせいもあるが、どうせならコメディ部分だけでなく、ストーリー性と展開の流れも丁寧に描いて欲しかった。 ジャナ専 巴麻衣 オススメ度:☆☆☆
◆日本ジャーナリスト専門学校◆ ads by Overture
|
|
注目情報
新着記事
アクセスランキングニュースのランキングおすすめワードads by Overture
|




Canon EOS Kiss X2 ダブルズームキット KISSX2-...
パナソニック LUMIX プレシャスシルバー DMC-FX35-S
Canon IXY DIGITAL 920 IS シルバー IXYD9...
Canon PowerShot G10 PSG10
富士フイルム FinePix シルバー FinePix F100fd ...
