カリスマ料理研究家の神の声「好きなものを好きな時に食べていいのよ」
2011.11.07 11:36
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歳をとると脂っこいもの食べられなくなる科学的根拠
ある科学者によると、加齢により脂っこい食事よりもあっさりした味付けの食事に移行するのは、日本の食文化独特の話だそうだ。子供の頃に食べた「和食の薄い味」を記憶していて、それほどエネルギーが必要となくなった年齢になると、油ものより和食の方に食指が動くらしい。
しかし、欧米のように油の食事しか食べてこなかった人は、年寄りになってもステーキをガツガツ食べられるのだという。これはいいことのように見えて、実は「貧しい味覚の記憶」の結果で、子供のころからあっさりした味の食習慣がないと、年齢に不相応な高カロリーな食事しか取ることができないんだそうだ。確かに、アメリカなどで白髪でヨボヨボに見える老夫婦が、ガッツリお肉を平らげているシーンなどは、映画でも見たことがある。
この事実を教えてくれた科学者先生は、とにかく米を食べなさいと力説してもいます。日本人はおかずとごはんを口の中で一緒に食べることで、おかずの味をごはんが薄くするのだそうだ。それでなくても薄味の和食のおかずを、ごはんでさらに薄くして実際は食べているというわけ。これも日本人独特の食べ方らしい。こうすることで、薄味に慣れることができる。
いい天気が続き、今年の秋はまだ終わりそうにない。となると、私の秋の食欲もしばらく続きそうだ。
モジョっこ