2024年 4月 25日 (木)

「ゴマスリ」こんなに違う男と女・・・権力者にあからさまな自分アピールか、ターゲットしぼり密かに仕掛けか

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   雑誌かなにかの記事でハっとしたことがある。「女性は自分が一生涯働かなくてはいけないとは、社会人になった時点で思っているヒトは少ない。逆に男性は社会人になったら定年という年齢まで働き続けるのが当然だと多くのヒトが思っている」というような内容だった。はは~ん、確かに言われてみたらそうだ。

   男女問わず、働くのが当たり前という大大前提のもとで話を進めていきたい。見回してみると、「寿退社」をした人に筆者はこれまで会ったことがない。先日、某テレビ局で『女子アナ』が初めて定年まで勤め上げたと話題になったのには驚いたが、出産・育児を経てもバリバリ働いて定年を迎える先輩方はとても多い。

   でも、多くの女性は60歳過ぎまでずっと働いて頑張るぞというモチベーションで仕事を始めるわけではない気がする。なんとなく就職して、なんとなく結婚するかもしれないという気持ちで社会に飛び出していく女性に対し、男性はなんとなく就職して、なんとなく結婚するかもしれないけれど、結婚したら家族を自分が養っていかにゃならんのだと宿命のように思っているのではないだろうか。

周囲に気付かせず接近!やがて不倫・・・

   女性と男性とで働くモチベーションに違いがあるのではという指摘の記事を読んでから、周囲を見て、たしかになるほどと思う節がある。それは権力者への媚び方だ。男性はあからさまに媚びるので、はたから見るとその様は悲壮感すら漂っている。すぐ権力者にゴマをすり、自分がいなければこのグループはダメでしょ的なアピールをする。アルミホイルぐらいペッラペラな子分精神が見え隠れしているのに、日々腰を低くして権力者に気に入られようとする。

   そして、内部や取引先の人事には異常に鼻が利き、何かしら探りをいつも周囲に入れてきたりする。ああ、あまり好かないタイプだなと思うが、見方をかえれば、こういうオッサンたちは周囲に嫌われようが、なりふりかまわず必死に働いているともいえる。

   女性はこんな媚び方はしない。これぞというターゲットを決めたら人目につかないように密かに仕掛けていく。周囲に「あの人、必死だね」と思われるようなアピールはしない。たいていそれが不倫という関係に発展し、結局は周囲から冷ややかな目で見られ反感を買うことにはなるのだけれど。

   そんな媚び方の違いも、女性の方がどこか仕事を割り切っているところにあるのかもしれない。仕事に対して上昇志向は強いけれど、かといって人生は出世だけではないと冷静に見ている。だって他にも気がかりなことがごまんとあるのだ。恋愛や結婚、趣味や家族の世話など半径5メートル以内で起こる自分の人生に女性は悩み振り回されている。

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