2019年 6月 17日 (月)

九州地区はカーアイランドになった

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  九州地区の自動車産業集積化が加速している。完成車に加え、部品メーカーも続々進出、カーアイランドになったといってもおかしくないほどの集中ぶりだ。

  軽・小型車メーカー、ダイハツ工業グループの新工場(大分県)本格稼動などで、域内生産台数は05年度には90万台と前年度比12.5%増え、国内総生産台数のおよそ1割の水準に達する見通しだ。近くトヨタ自動車も九州工場(福岡県)の能力増強(29万台→43万台)に踏み切る計画で、年産能力50万台の日産自動車九州工場を合わせ、06年度には総生産120万台に迫る勢いだ。

自動車関連の企業数は九州全域で800社近くにのぼる

  完成車メーカーの増産で部品メーカーの進出にも拍車がかかっている。05年年秋には、ヘッドランプなど車載用照明器具大手の小糸製作所が、同社としては初の九州進出を決定。06年10月稼動をめどに100億円を投じて新工場(佐賀県)を建設する。さらに電装品トップのデンソーも、200億円を投じて北九州にエンジン部品工場を新設、06年末から燃料噴射装置の生産に着手する方針を打ち出すなど、2000年以降に九州に進出した部品メーカーは累計で50社を超えた。業界関係者によると、これに地元企業の新規参入組などを加えた自動車関連の企業数は現在、福岡県だけで213社。九州全域では「800社近くにのぼる」とも推計されている。

  九州で自動車産業の集積化が進んでいる背景には、東海圏や首都圏など従来からの自動車生産集積地における人手不足がある。トヨタの生産拠点が集中する愛知県では有効求人倍率がすでに2倍。その点、1倍以下で、とりわけ32の大学、23の工業高校が集まる九州北部は「人材の宝庫」というわけだ。

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